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[アンケート] 会社員の半分以上が「退勤の頃には完全に消費した気分」


いくら仕事が良くても、職場生活はつらい。職場のあちこちにストレスを誘発する地雷が隠れている。
職場生活で最もストレスを与える人は誰だろうか?
顔を見るだけで小言を並べるような上司? それともひときわ上司や先輩たちにとってよく見える入社同期、仕事を少し手伝ってほしいと訴えてもとぼける小憎らしい後輩?

トレンドモニターが全国の会社員の男女1000人を対象にしたアンケート調査では、職場でストレスを与える存在の1位として上司(57.1%)が挙げられた。同じ職場の役員が51.2%で後に続き、顧客という回答も50.2%と高い数値を記録した。これに比べて、職場の同僚(28.3%)や後輩(21.5%)からストレスを受けるという回答は比較的少なかった。

年齢別にみると、20代(60%)と30代(60.4%)が職場の上司からストレスを受ける頻度が高く、職級別では平社員ではなく、代理 / 主任(61.8%)や次長 / 部長(68.7%)などの中間幹部の上司によるストレスに苦しんでいることが分かった。

職場でストレスを誘発する上司のタイプとしては、業務をよく知らなかったり、業務能力が落ちる上司が49.7%で最も高く、チームメイトや従業員を尊重しない上司も似たような頻度でストレスを誘発することが分かった。この他に、1日に何回も考えが変わる上司や権威的な上司が与えるストレスも少なくなかった。

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この調査では、会社員の32.2%が1つのことだけに没頭するあまり極度の身体的・精神的疲労感で意欲を失ったバーンアウト症候群(Burn-Out)に陥ったと自己診断した。自らをバーンアウト症候群と評価した会社員を性別にみると、男性(28%)より女性(36.4%)が多く、年齢別では30代が44.8%で最も高い数値を記録した。

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しかし、業務を一生懸命するという考えよりは早く終わらせたい(70.4%)、または業務のために情緒的に干からびた感覚を感じる(59.1%)という回答が高く、個人的にバーンアウト症候群だと評価を下した人よりもはるかに多くの会社員がバーンアウト症候群を経験することが分かった。

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  • O2CNI_Lim, Chul / 資料=マクロミルエムブレイン
  • 入力 2016-12-04 08:45:00




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