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[アンケート] 本にも相性がある


結婚しなくても、落ち葉が落ちて、冷たい風が吹けばそばに誰かいてほしいという思いになりがちだ。
ぼんやりと窓の外を眺める友人を慰めようとして、「ゴキブリも伴侶がいるんだから」と話を切り出しては
「私はゴキブリにさえも劣っているということか?!」と逆情を聞くこともある。とにかく妙に相性が合う相手がいるということが、人間万事塞翁が馬を通す道理だ。

ところが、本にも相性があるという。デジタル時代に電子書籍が大勢ではあるが、紙の本に合うジャンルが別にあるということだ。これに対するアンケート調査の結果も出た。

市場調査専門企業トレンドモニター(trendmonitor.co.kr)が全国の成人男女1000人を対象にアンケート調査を行ったが、歴史や哲学などの人文書籍や小説、自己啓発に関連する本は、電子書籍よりも紙の本が合うという反応を得た。

紙の本に合うジャンルに漫画や幼児、子ども関連書籍がない代わりに、電子書籍に合うジャンルでは断然漫画が1位だった。

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紙の本のジャンルが電子書籍よりも少し硬くてつまらなく感じられたりもする。もしかしたら下線を引いながら読まなければならないからかもしれない。電子書籍も下線を引く機能があるものの、どうしても下線をぱっと引き、感心したと!出てくる考えが違うって?というように書くため、書き残すには紙の本が便利だ。

紙の本を買う人は、電子書籍が持ち運びしやすくどこででも読めるが、紙の本が持つ利点を真似できないと考えている。紙の本が持つ最大の利点は、所蔵価値だ。全世界の同じ本がすっかりとなくなり、手中に持った本だけが残ったなら、「ロトはあっちに行け」というだろう。

この他にも、お茶を1杯飲みながら、本を持った時に感じる心の安定感はまたどうだろうか。ページをめくるたびに喜びが訪れたりもする。

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しかし、紙の本のこのような利点も、電子書籍の勢いを防ぐのは難しいようだ。どうしても哲学の本よりは、漫画が売れるだろうから、書籍市場で電子書籍が主人公として登場するのは時間の問題であるようだ。紙の本の愛好家としては悔しいが、時流がそうならば仕方ない。

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  • O2CNI_Lim, Chul / 資料=マクロミルエムブレイン
  • 入力 2016-10-16 08:40:00




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