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「キム検事自殺事件」研修院同期700人が集団声明書を提出


先日、自ら命を絶ったソウル南部地検刑事部のキム・ホンヨン検事(33・司法研修院41期)が普段から上司である部長検事から暴言と暴行を受けていたという疑惑が提議された中で、司法研修院41期法曹人たちが大検察庁に徹底した真相究明を追及した。キム検事の司法研修院同期990人中712人(実名450人)が署名した集団声明書が5日、大検察庁検察本部に提出された。

司法研修院41期同期会(会長ヤン・ジェギュ)は「キム検事の死が単純な業務ストレスによるものではなく、別の要因によるものだという疑惑を持っており、その疑惑がひとつひとつ明かされることを願う」とし「キム検事に対する暴言・暴行と業務外での不当な指示があったのかを徹底して調査し、その結果にふさわしい措置を取ることを強く促す」と主張した。

大検察庁は去る5月19日に亡くなった状態で発見されたキム検事が、上級者であるキム某部長検事(48・現ソウル高等検察庁検事)の過酷行為に苦しめられたという疑惑に対して真相調査を行っている。大検察庁はソウル南部地検に真相調査を指示したこととは別に、遺族の嘆願書が提出された6月1日からキム検事が自殺に至った経緯を把握中であると明かした。

先立って、自殺したキム検事が友人に数度に渡って「部長の酒の面倒に苦労している」、「酒に酔って殴る」、「死にたい」などのメッセージを送った事実が伝えられ、この部長検事は先月10日にソウル高等検察庁に転補発令がされた状態だ。

検察関係者は「キム検事の死の原因が業務ストレスによるものなのか、上司の暴行・暴言によるものなのか、まったく違う理由があるのかまだ調査中だ」とし「遺書にて業務ストレスを吐露しているだけに、根本的な業務軽減方案や再発防止対策を準備することが優先だと判断した」と明かした。
  • 毎日経済_キム・ユンジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-05 16:46:25




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