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「会社が伝染病の予防に努めるべきだ」40%

マーズの余波で職場の飲み会も減少…社内雰囲気の変化は28%だけ 

  • 「会社が伝染病の予防に努めるべきだ」40%
会社員が最も多くの時間を過ごす場所は当然、職場だ。夜遅くまで仕事が続く忙しい部署で働くなら、一日の半分以上を職場で過ごさなければならない。

このような状況の中で、会社員がマーズ(MERS)などの伝染病に感染する危険性も、職場を避けては通らない。生活環境の違う多くの人が集まっているだけに、伝染病が広まる場合「職場は安全なのか」という疑問も生まれそうだ。

会社員は伝染病に備え、会社が従業員の衛生に配慮するなど、積極的な対応策を講じなければならないという希望を持つようになる。

市場調査会社のマクロミルエムブレイントレンドモニター(www.trendmonitor.co.kr)が会社員500人を対象にアンケート調査を実施した結果、回答者の39.4%が「防疫やマスクの支給など、会社が保健衛生のサービスを強化しなければならない」と答えた。

感染のリスクを軽減するため、「社内で不要な会議や飲み会を止めなければならない」という回答が31.4%に達し、「在宅勤務を可能にすべきだ」という意見も14.4%も出てきた。

今回の調査で、回答者の約半数がマーズなどの感染症に恐怖を感じたことが分かった。

「もしあなたが感染症にかかった場合、どこで感染したと思うか」という質問に、半分以上(56.6%)が「病院や公共の場で、第3者から」と答えたが、「オフィスや職場の同僚から感染した」という回答も35.8%に達した。その後は、家族(6.4%)、友人などの知人(1.2%)の順だった。

マーズ事態以後、社内の雰囲気が変化したかについては、回答者の28.8%が「会食が減った」と答えたが、これより多い34%は「特別な変化はない」と答えた。
  • O2CNI_Lim, Chul/資料=マクロミルエムブレイン
  • 入力 2015-07-05 09:00:00




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