トップ > コリアナウ > 社会 > 江南の一般高校、2人に1人が浪人に…特別目的高校に押されて

江南の一般高校、2人に1人が浪人に…特別目的高校に押されて


ここ5年間、ソウル江南地域(江南・瑞草区)の一般高等学校の卒業生のうち、約半数が毎年の大学入試で浪人を選択したことが分かった。

23日、鍾路学院ハヌル教育学校が学校のお知らせサイトなどを分析した結果、2011~2015年、ソウル江南地域の一般系高校の現役での大学進学率は47~52%台にとどまった。2005年には江南の一般高校卒業生のうち、80%が大学に入り、20%だけが浪人になったが、10年ぶりに浪人生になる割合が2倍以上増えたわけだ。今年を基準にした江南地域の大学進学率は52.4%で、残り(47.6%)は、浪人を選んだものと推定される。

江南の高校生の浪人の選択率は韓国の全国基準で見ても異常に高い。今年を基準にして、ソウルと全国の高校卒業者の浪人選択率は、それぞれ38.5%と21.5%だった。

学校別(2015年基準)には江南区にある17校のうち約半分である8校で大学進学率が50%未満だった。

京畿高が39.5%と最も低く、永東高は44.1%、開浦高は45.5%、檀大附高と現代高がそれぞれ45.9% 、狎鴎亭高は46.5%、徽文高は47.1%、中東高は48.1%など、いわゆる名門として知られている学校の大学進学率も低かった。瑞草区は一般高校10校のうち4校が50%未満だった。盤浦高が42.5%と最も低く、尚文高が46.8%、ソウル高は49.5%、瑞草高は49.8%などだった。

オ・ジョンウン評価理事は「江南は短大進学率が伝統的に低く、最近の大学入試では随時募集の割合が急増しながら、江南の学生が猫も杓子も浪人生になろうとしている」とし「修学能力試験(韓国のセンター試験)の成績により入学できる定時募集がますます減っているためだ」と述べた。

江南地域の専門学校への進学率は、江南区が6.9%、瑞草区が9.7%に過ぎず、ソウル地域の平均(19.8%)よりも低い。

随時募集の割合が増え、江南の「浪人大勢」現象は続くものと思われる。随時募集の割合は2007年度が51.1%で定時募集を逆転した後、2015年度には64.2%などと上がり続けている。ソウル大は09学年度の57%から2015年度の76.2%へと随時募集の割合が上昇した。

オ理事は「ソウル江南圏の一般高校の生徒は、随時募集では学生部の受賞実績などの比較と活動で優勢な特殊目的高校と全国の自律系私立高に押される状況」とし、「定時募集では修学能力試験に有利となる浪人生に押されながら、サンドイッチ状態になる」と指摘した。
  • 毎日経済 ムン・イルホ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-06-23 17:23:43




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア