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1人世帯500万人時代へ…独居老人・離婚男女・ホンバプ族


  • 1人世帯500万人時代へ…独居老人・離婚男女・ホンバプ族
1人世帯が初めて500万人を突破した。高齢化と離婚、そして青年たちの結婚忌避などがその理由として指摘されている。まず、2010~2015年の全1人世帯の増加分(約98万人)のうち、44%である43万9000世帯が60代以上だ。すなわち、60代以上の高齢者が、配偶者の死別と共に1人で暮らすケースが多くなったということだ。現代経済研究院は先立って報告書を発表し、「高齢化により、60代以上の1人世帯が急増している」とし、「特に、これらの高齢者は安定した収入がない場合がほとんどであるため、公共勤労事業の拡大が必要だ」と助言した。

その次に、1人世帯が急増した年齢は、40~50代の中年層だ。過去4年間に43万3000世帯が増加し、高齢者の増加分に迫った。離婚した1人世帯が年平均9.8%ずつ増加したためだ。他にも、20~30代の青年世帯も「結婚忌避」と「晩婚現象」が原因で、同じ期間で13万5000世帯が増加した。

これにより、独居時代の新しい風俗図が作られている。例えば1人でご飯を食べたり、お酒を飲む「ホンバプ」・「ホンスル」という言葉は、いつしか聞き慣れた用語になった。特に、若者たちが頻繁に訪れる弘大や江南などには、このような傾向を反映した居酒屋が雨後の筍のようにできているのが実情だ。離婚した男女が主に訪れるという専用クラブが生まれ、テイクアウト製品中心のコンビニエンスストアなどが成長しているのも、1人世帯の急増の一断面だ。

一方、残念な点もある。高齢者の1人世帯の場合、「孤独死」の危険性が潜んでいる。実際、昨年に孤独死した人の数が1200人を超えた。
  • 毎日経済 ナ・ヒョンジュン記者 / 写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-09-08 09:02:45




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