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避暑地で遺棄犬が急増…「どうか僕たちを捨てないで」


  • 避暑地で遺棄犬が急増…「どうか僕たちを捨てないで」
避暑シーズンに増える遺棄犬のために自治体が毎年苦労している。

本格的な避暑シーズンが始まった先月以降、これまで束草(ソクチョ)市遺棄動物保護センターに入ってきた遺棄動物は65匹で、猫も一部含まれるがほとんどは遺棄犬だ。

高城(コソン)郡と襄陽(ヤンヤン)郡地域でも避暑シーズンが開始された先月以降これまでに、海水浴場周辺などでそれぞれ14匹と10匹の遺棄犬が捕獲された。

襄陽郡の関係者は、「避暑シーズンの遺棄犬は、避暑シーズンでない時と比較して2倍程度多い」とし、「捕獲される遺棄犬の中には、飼い主からはぐれた迷子犬もいるが、これはごく一部で、ほとんどは捨てて行った場合だ」と伝えた。この関係者は、「申告が入ってきて捕獲した遺棄犬がこの程度だが、捕獲されていない遺棄犬まで合わせれば、その数がとんでもないほどに増えるだろう」と付け加えた。

高城郡の関係者は、「遺棄犬たちによって発生する恐れのある事故と伝染病の予防のために、捕獲に乗り出している」とし、「捕獲された遺棄犬は保護センターで一定期間保護し、飼い主が現れない場合は一般に譲ったり、安楽死させる」と伝えた。

束草市遺棄動物保護センターのキム・ソンファン氏は、「捨てられる遺棄犬のほとんどは、老齢で病気のある場合が多い」とし、「治療に多くの費用がかかり、飼うことを放棄し、ただ単にどこにでも捨てるようだ」と残念そうに話した。

現行の動物保護法は、遺棄動物を保護する自治体長は、保護事実を動物保護管理システムに7日以上に公告しなければならず、公告日から10日が経過しても飼い主が現れない場合は、これを一般に譲ったり、安楽死させるようにしている。
  • MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-08-19 08:35:00




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