トップ > コリアナウ > スポーツ > 仁川AG、開幕前日に韓国・北朝鮮の入村式…緊張感の中に祭りの雰囲気
△写真=仁川アジア競技大会の開幕を翌日に控えた18日、仁川南洞区の九月洞（クウォルドン）に位置するアジア競技大会選手村は各国選手団の入村式が相次いで開かれ、祭りの雰囲気が続いた。韓国代表チームの選手らが太極旗を持って入村式場に入場している。
中国の水泳代表チームの100メートル自由形の選手であるホウミンダさん（20）。仁川9月アシアード村で会った彼は、「すぐにも大会が始まると思うと、訓練も全然苦にならない」とし、「準備状態は非常に良く、最善を尽くして練習しただけに、今回の大会で個人記録をより向上させることが目標」と語る。ホウミンダ選手は「水泳200メートル自由形で私たちのチームの孫楊と朴泰桓選手の競技があり、緊張感が張り詰めた状態」だと、選手団の雰囲気も伝えた。
スカッシュ大国・香港のスカッシュチームの関係者は、「すぐさま土曜日から私たちのチームの競技が始まるが、準備はできている」とし「選手たちもあまり緊張していないし、メダルを必ず取れるだろうと考えている」と語った。
45億アジア人の祭り「2014 仁川アジア競技大会」の開幕が明日に迫った18日。仁川南洞区の九月洞に位置する選手村一帯は活気に満ちた様子だった。各国の代表チームが相次いで到着し、選手村の静けさは自然に破られていった。到着した選手たちを歓迎するためのイベントもあちこちで開かれ、祭りの雰囲気が演出された。
入村を終えたばかりの選手らは試合を控えて緊張した様子だったが、まずは選手村内のさまざまな施設を楽しみながらリラックスした。最も人気のある場所は選手サービスセンター。ここの体の緊張をほぐすマッサージや足裏マッサージなどのサービスは、列に並んでしばらく待つ必要があるほどに人気だった。ビリヤードやインターネットカフェなどを利用する選手も多く、各種の歓迎イベントや公演を見ながら楽しく気分転換した。
選手サービスセンターで会った台湾野球の国家代表のロクォファさんは、「韓国代表チームがあまりにも野球がうまくて緊張するけど、大会に出場するには優勝が目標」だとし、「リラックスして自分のスキルを発揮するために、ちょっと出てきた」と語った。
いまだに詰めの練習の真っ最中の選手たちも多かった。この17日、練習を終えて戻ってきた北朝鮮の体操代表チームのある関係者は、「選手たちのコンディションが最高潮に上がってきたようですか」という記者の質問に、「当然だ。自信がある」と短く答えて自信を表わした。
選手村の施設と生活支援サービスなどに対しては、概ね肯定的な評価が出てきた。スリランカ代表の関係者は、「特に不便な点はない。選手村の中で利用できる施設も多様化し、楽しく生活している」とし、「運営を支援するボランティアも多様な言語を駆使していて良い」と話した。ただし交通施設など、いくつかのサービスは補完が必要ではないかという指摘も出てきた。実際に、記者は松島アジア大会メインプレスセンター（MPC）からシャトルバスに乗って選手・メディア村に移動しようと待ったが、シャトルバスが満員なので次のバスをしばらく待った。イベント案内を引き受けたボランティアに選手村までどのくらい時間がかかるのか聞いてみようとしたが、肝心の選手村の場所さえ知らなかった。
この日午前、選手村の国旗広場では北朝鮮・中国・タイ・バングラデシュ・シンガポール・イエメンの、6カ国の選手団の共同入村式も開かれた。午後4時に韓国選手団の入村式が開かれた。断然目を引いたのは北朝鮮選手団だった。北朝鮮選手団のある男性監督は所感を尋ねる質問に「気持ちがいい。上手くいきそうだ」と笑った。ただし南北関係を意識して、選手たちは終始一貫して用心している感じがありありと見えた。
本格的な入村式に先立って「B-Boy」の公演が行われたが、拍手をしながら見守る他の5カ国の選手たちとは異なり、北朝鮮の選手たちは固い表情を緩めなかった。PSYの『江南スタイル』が流れ、体を揺らしながら呼応するイエメン選手、スマートフォンを取り出して動画を撮影するシンガポールの選手たちとは異なり、姿勢を正したままだった。人共旗が掲揚され自分たちの国家が流れると、北朝鮮選手団は初めて拍手した。キム団長は「大会準備は万全か」という質問に、「選手団の準備は万全だ」と答えた。
仁川AG、開幕前日に韓国・北朝鮮の入村式…緊張感の中に祭りの雰囲気
選手村も準備終了「汗を流したぶん楽しんで下さい」
中国の水泳代表チームの100メートル自由形の選手であるホウミンダさん（20）。仁川9月アシアード村で会った彼は、「すぐにも大会が始まると思うと、訓練も全然苦にならない」とし、「準備状態は非常に良く、最善を尽くして練習しただけに、今回の大会で個人記録をより向上させることが目標」と語る。ホウミンダ選手は「水泳200メートル自由形で私たちのチームの孫楊と朴泰桓選手の競技があり、緊張感が張り詰めた状態」だと、選手団の雰囲気も伝えた。
スカッシュ大国・香港のスカッシュチームの関係者は、「すぐさま土曜日から私たちのチームの競技が始まるが、準備はできている」とし「選手たちもあまり緊張していないし、メダルを必ず取れるだろうと考えている」と語った。
45億アジア人の祭り「2014 仁川アジア競技大会」の開幕が明日に迫った18日。仁川南洞区の九月洞に位置する選手村一帯は活気に満ちた様子だった。各国の代表チームが相次いで到着し、選手村の静けさは自然に破られていった。到着した選手たちを歓迎するためのイベントもあちこちで開かれ、祭りの雰囲気が演出された。
入村を終えたばかりの選手らは試合を控えて緊張した様子だったが、まずは選手村内のさまざまな施設を楽しみながらリラックスした。最も人気のある場所は選手サービスセンター。ここの体の緊張をほぐすマッサージや足裏マッサージなどのサービスは、列に並んでしばらく待つ必要があるほどに人気だった。ビリヤードやインターネットカフェなどを利用する選手も多く、各種の歓迎イベントや公演を見ながら楽しく気分転換した。
選手サービスセンターで会った台湾野球の国家代表のロクォファさんは、「韓国代表チームがあまりにも野球がうまくて緊張するけど、大会に出場するには優勝が目標」だとし、「リラックスして自分のスキルを発揮するために、ちょっと出てきた」と語った。
いまだに詰めの練習の真っ最中の選手たちも多かった。この17日、練習を終えて戻ってきた北朝鮮の体操代表チームのある関係者は、「選手たちのコンディションが最高潮に上がってきたようですか」という記者の質問に、「当然だ。自信がある」と短く答えて自信を表わした。
選手村の施設と生活支援サービスなどに対しては、概ね肯定的な評価が出てきた。スリランカ代表の関係者は、「特に不便な点はない。選手村の中で利用できる施設も多様化し、楽しく生活している」とし、「運営を支援するボランティアも多様な言語を駆使していて良い」と話した。ただし交通施設など、いくつかのサービスは補完が必要ではないかという指摘も出てきた。実際に、記者は松島アジア大会メインプレスセンター（MPC）からシャトルバスに乗って選手・メディア村に移動しようと待ったが、シャトルバスが満員なので次のバスをしばらく待った。イベント案内を引き受けたボランティアに選手村までどのくらい時間がかかるのか聞いてみようとしたが、肝心の選手村の場所さえ知らなかった。
この日午前、選手村の国旗広場では北朝鮮・中国・タイ・バングラデシュ・シンガポール・イエメンの、6カ国の選手団の共同入村式も開かれた。午後4時に韓国選手団の入村式が開かれた。断然目を引いたのは北朝鮮選手団だった。北朝鮮選手団のある男性監督は所感を尋ねる質問に「気持ちがいい。上手くいきそうだ」と笑った。ただし南北関係を意識して、選手たちは終始一貫して用心している感じがありありと見えた。
本格的な入村式に先立って「B-Boy」の公演が行われたが、拍手をしながら見守る他の5カ国の選手たちとは異なり、北朝鮮の選手たちは固い表情を緩めなかった。PSYの『江南スタイル』が流れ、体を揺らしながら呼応するイエメン選手、スマートフォンを取り出して動画を撮影するシンガポールの選手たちとは異なり、姿勢を正したままだった。人共旗が掲揚され自分たちの国家が流れると、北朝鮮選手団は初めて拍手した。キム団長は「大会準備は万全か」という質問に、「選手団の準備は万全だ」と答えた。
- 毎日経済_ペク・サンギョン記者/チョ・ソンホ記者/写真=キム・ホヨン記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2014-09-18 17:32:57
