トップ > コリアナウ > 事件事故 > ドイツ証券、相場操縦の証拠不足で大韓電線敗訴

ドイツ証券、相場操縦の証拠不足で大韓電線敗訴


大韓電線が相場操縦被害を受けたとしてドイツ証券とドイツ銀行に100億ウォンを賠償するよう訴訟を起こしたが敗訴した。ソウル高等裁判所民事10部(キム・インウク部長判事)は、大韓電線がドイツ証券とドイツ銀行に提起した損賠賠償請求訴訟で原告敗訴の判決をしたと29日、明らかにした。これは1審の裁判部の判断と同じだ。

大韓電線は2003年、ドイツ銀行と当時保有していた韓美銀行(現シティバンク)の株式285万株余りを一株当たり7930ウォンで売り、コールオプション契約を結んだ。問題は、2003年6月から1年間、韓美銀行の株価が販売価格の2倍を超えれば契約が消滅するというノックアウト(Knock-Out)の条件を掲げたのだ。

大韓電線とドイツ証券は、被害を避けるためにノックアウト株価を置いて相場操縦を繰り広げ、結局大韓電線は200億ウォン台の損失を被ったとして訴訟を提起した。裁判部は「19日に行われた両側の大量買収・売渡注文が正常取引ではなかったと見たが、翌日の20日、終値に影響を与えたという証拠がない」と判断した。
  • 毎日経済_キム・ギュシク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-29 17:48:11




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア