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2014スマートワーク(smart work)関連認識調査の結果

スマートワークって何?出退勤と場所の自由、ところでどこがスマートなの? 

  • 2014スマートワーク(smart work)関連認識調査の結果
スマートワークで自由に通勤し、好きな場所で仕事ができる、スマート時代が来るという期待に胸が熱くなったことがある。2011年にスマートワークの本格的な議論が始まって4年余りの歳月が流れたが、スマートワークは、未来も現在も手に入れることのできない死語になる雰囲気だ。

市場調査業者であるトレンドモニター(trendmonitor.co.kr)が全国の満19~59歳の会社員1000人を対象に実施した「2014スマートワーク(smart work)関連認識調査」の結果、スマートワークの概念を知っているという回答は、全体の13.3%にとどまった。

実際の経験を問う質問には、全体の56.9%がスマートワークの経験がないと回答し、これはスマートワークについての議論が始まった時点とすることができる、2011年以降の調査(2011年58.8%、2012年56.8%、2013年58.1%)と大きく差が出なかった。また、比較的に在宅勤務(23.1%)とテレワーク(23.6%)の経験がスマートオフィス(7.1%)よりも多いことが分かった。

スマートワークについては個人の時間を活用(69.2%、複数回答)、効率的な業務(59.7%)、通勤や昼食費などの削減(59.4%)、家事と育児の並行(56.7%)の観点から肯定的に評価した。

一方、会社の同僚との関係形成が困難になる可能性があり(58.8%、複数回答)、スマートワークの本来の趣旨とは異なり、むしろ仕事と私生活の区別が難しいようだ(50.8%)という懸念が大きかった。加えて、業務内容を共有することが困難な場合が多そうで(41.4%)、業務関連のコミュニケーションが難しそうで、(40.5%)、常に仕事の成果を見せなければならなので負担になりそうだ(38.7%)との指摘も少なくなかった。

若い層は、スマートワークに基づく自律通勤制施行に時間とコストの削減だけでなく、組織文化の変化への期待感が高いことが分かった。しかし、スマートワークの概念定立はもちろん、システムも備っていない状況では、スマートワークは、現実とのギャップを​​縮めることが難しいと思われる。
  • シークニュース_ハン・スクイン記者/写真=photopark.com
  • 入力 2014-10-01 17:53:35




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