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強力な禁煙政策に 無視される喫煙者たち

トレンドモニター「喫煙規制に対する意識調査」 

  • 強力な禁煙政策に 無視される喫煙者たち
韓国でタバコを吸う人は苦痛だ。

家では家族が鼻をつまむため外に出なければならず、飲食店でもタバコを吸いにくい。その上、道端も禁煙地域として宣言してしまった状態だ。このような渦中で、政府はタバコの値段を1箱当たり2000ウォンずつ上げるという。喫煙者には苦しい状況だが、タバコを吸わない人はあまり関心を傾けない。

喫煙規制がさらに強力にならなければならないという世論が優勢だ。市場調査専門企業であるトレンドモニター(trendmonitor.co.kr)の調査でも、喫煙者に対する同情票はあまりない。全国の成人男女1000人を対象にした意識調査で68.6%が喫煙者より非喫煙者を優先しなければならないという政策が必要だと回答した。

禁煙規制に対する質問でも、禁煙は「個人が決める問題」ということに同意した回答者は38.7%に過ぎず、半数を超える56.4%が禁煙政策がさらに強力にならなければならないと答えた。ただし、喫煙者は70.3%が自身が決める問題という反応を見せた。ただし、禁煙者への配慮も必要であることに同意(37.4%)という意見が非同意(31.9%)よりもわずかに高かった。

しかし、政府の禁煙政策への意見は11.1%に過ぎず、タバコの値段の引き上げに対しても非喫煙者は80.3%が賛成票を投じた。これは、回答者の半分以上(52.1%)が韓国のタバコの値段があまりにも安いという反応を見せたことと一脈相通じる。タバコの値段が上がる場合、禁煙する人が多くなるだろうということに同意した人は回答者の56%であり、これは喫煙者(52.8%)と非喫煙者(57.5%)の差があまり現れなかった。
  • O2CNI_Lim, Chul/資料出処=trendmonitor.co.kr/写真=MBN
  • 入力 2014-10-12 00:33:00




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