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お金さえあれば全て済む世の中、幸せの尺度はお金?

進歩vs保守「政治性向とライフスタイル」アンケート 

  • お金さえあれば全て済む世の中、幸せの尺度はお金?
若い夫婦の間で子供の学力は祖父母の富によって決定されるという言葉が出回るほど、富の世襲とお金の権力化が当たり前になっている。10代の好む職業として芸能人が挙げられることもやはり富の世襲社会で一攫千金の機会を狙うことができるという点が大きく作用したと解釈している。

幸福の尺度がお金になった社会で、お金と幸福の等式を否定することができるだろうか。

市場調査専門業者のトレンドモニターが全国の満19~59才の男女1000人を対象に「政治性向とライフスタイル」をテーマに経済観と消費性向のアンケート調査をした結果、お金が重要だという認識には大きな差を見られないと集計され、社会全般に渡る黄金万能主義の実状が現れた。全体の66.3%がほとんどのことはお金で解決でき、81.1%はお金がたくさんあれば悪いことはないということに同意し、69.8%はお金がある人はお金がない人より幸せになる可能性が大きいということに肯定した。

◆ お金がすぐに権力であり、個人の能力だ

このように、韓国社会はお金を幸福の優先条件と考えていることが分かった。ただし、わずかな差だが、保守性向の消費者たちがこのような考えをより多くすることが分かった。特に、80.1%がお金を持つほど権力が増加するということに同意したが、ここでも年齢別(20代74.8%、30代78.8%、40代80.4%、50代86.4%)、政治性向別(進歩79.3%、中度77.8%、保守89.3%)で認識の強度が異なって現れた。

また、全体の50%が「お金が人間を評価する尺度」と考えていた。20代(38.4%)と30代(44.4%)よりも40代(55.2%)と50代(62%)が人を評価する基準としてお金を眺める態度が強く、このような態度は進歩(45.8%)より保守(59.8%)性向でより一層目立った。

収入によって個人の能力が評価され(79.5%)、お金がなければ人は自分の役割をすることはできない(66.3%)とみる見方も多かった。収入によって能力が評価されるという意見は特に50代(86%)と保守性向(87.6%)から多く、お金がなければ自分の役割をするのは難しいという認識も年齢が高く(20代54.4%、30代60.4%、 40代72%、50代78.4%)保守性向が大きいほど(進歩68.1%、中度62.6%、保守76.3%)多く持つことが分かった。

◆ それでもお金が人生の成功ではない?

それでもお金と人生を結びつける上では多少あいまいな態度を見せた。全体の63.2%が物質を多く持っていることで成功した人生とは見れないと答え、男性(59.4%)より女性(67%)、保守性向(59.8%)よりは進歩性向(73.7%)の回答者が物質が多いからといって成功した人生ではないということに大きく共感する方だった。

このように、お金を人生の成功と受け入れないが、自分が持つ財産が人生をどれぐらいよく生きたのかを語るということには半分も満たない45.2%だけが同意して二律背反的な立場を見せた。高年齢層(20代34.8%、30代38%、40代54.8%、50代53.2%)と、保守層(進歩42.2%、中度43.1%、保守56.8%)が相対的に個人の富で人生を評価している傾向が大きいと集計された。
  • シークニュース_ハン・スクイン記者/写真=photopark.com
  • 入力 2014-10-24 14:44:55




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