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「ナッツリターン」の趙顕娥前副社長が検察に出頭…各種疑惑には黙黙不答


  • 「ナッツリターン」の趙顕娥前副社長が検察に出頭…各種疑惑には黙黙不答
  • <「ナッツリターン」で物議をかもした大韓航空の趙顕娥前副社長が検察に出頭している >


「ナッツリターン」事件で社会的波紋を起こした大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョナ)前副社長が検察に出頭した。検察は、趙顕娥前副社長に対する調査を行った後、この日のうちに拘束令状の発布の有無を決定する展望だ。

17日、趙前副社長はこの日の午後2時頃、ソウル麻浦区ソウル西部地方検察庁に出頭し、調査を受けている。この日、ソウル西部地検の前にはこの事件に傾いた国民の関心を反映するように、数十人の取材陣が集まって長蛇の列ができた。趙前副社長は頭を下げて「申し訳ありません」と短く謝罪の意を伝えた。しかし、現在の心境、回航指示の有無、乗務員暴行の有無、組織的な証拠操作介入の有無など、あふれる記者達の質問には何の返事もしなかった。

趙前副社長は、航空法違反、航空保安法違反、威力による業務妨害などの容疑を受けている。特に、最近浮上した乗務員暴行の場合、安全運航阻害暴行罪が新たに適用されることがあり、この部分に対する検察の集中的な尋問も予想される。また、相次いで提起されている大韓航空の組織的な証拠操作と虚偽証言の圧迫の有無も調査する展望だ。大韓航空が乗務員や事務長、乗客などに虚偽の陳述を強要する過程で、趙前副社長の介入の有無が明らかになる場合、証拠隠滅の憂慮により、拘束令状は避けられないものと見られる。

検察はこの日、趙前副社長に対する調査を終えた後、再召喚なしにすぐに拘束令状の発布を決定するという計画であり、航空会社のオーナーの娘が航空法・航空保安違反で拘束される初の事態が起こるかに関心が集まっている。
  • 毎経ドットコム コ・ドゥクグァン記者/写真 イ・チュンウ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-17 14:33:36




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