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ソニー、金正恩の暗殺映画「ザ・インタビュー」…25日劇場封切りを中止


  • ソニー、金正恩の暗殺映画「ザ・インタビュー」…25日劇場封切りを中止
ソニー・ピクチャーズ(以下「ソニー」)が、来る25日(現地時間)に予定された北朝鮮の国防委員会第1委員長である金正恩(キム・ジョンウン)の暗殺を素材にした米国ハリウッドコメディー映画『ザ・インタビュー』の公開を中止することを明らかにした。

ソニーはこの日声明を発表し、「劇場業者の大多数が映画を上映しないことを決めた点を考慮して、我々は25日に予定された劇場公開をしないことを決定した」と述べた。続いて、「パートナー(劇場業者)の決定を尊重し、理解する」とし、「従業員と観客の安全が最大の関心事である彼らと考えを共にする」と述べた。また、特定団体のテロの脅威と関連して「映画の配給を防ごうとする恥知らずな努力に深い悲しみを感じている」とし、「その過程で当社は損害を被った」と明らかにした。

先立って、米国の大型劇場チェーンであるリーガル・エンターテイメント・グループとAMCエンターテイメント・ホールディングス、シネマーク・ホールディングスなどは、映画の上映計画を放棄または延期すると伝えた。ソニーをハッキングした自称GOP(平和の守護者)という団体は、前日「近いうちに全世界がソニーの映画会社が制作した恐ろしい映画を見ることになるだろう」とし、「世界が恐怖でいっぱいになるだろう。去る2001年の9月11日を思い出せ」と威嚇した。米国の調査当局は、該当の団体の背後が北朝鮮であると見ているが、北朝鮮は「支持者の義理堅い仕業」として否認している。

『ザ・インタビュー』は、金正恩委員長のインタビューの機会をつかんだ米国のトークショーの司会者と演出者が米国中央情報局(CIA)の金正恩暗殺指令を受けて繰り広げられる騒動をコミカルに描いた映画だ。公開を控えて北朝鮮の強い反発を招いた。ソニーは、世界63カ国で該当の映画を披露することにし、この日、ニューヨーク・マンハッタンのランドマークサンシャイン映画館で初公開した後、クリスマスである25日、米国とカナダで一斉に公開し、来年初めには英国とフランスでも上映を開始する計画だった。
  • 毎経ドットコム 速報部 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-18 08:50:45




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