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忘れた頃になると再ぶ登場する「電子レンジ怪談」の事実は?


電子レンジで食べ物を料理をすると、発ガン物質が生じたり、放射能に汚染されたり、ホルモンに悪影響を及ぼしたりする怪談がインターネットにしばしば取りざたされている。電子レンジは、すでに私たちの料理生活に深く浸透し、何の問題もなく、よく使用されているが、このような言葉を聞くとなんとなく気になるのが事実だ。

外国でも「電子レンジ怪談」は、好事家たちの常連客であるようだ。外信翻訳専門サイトのニュースペッパーは、最近、料理関連の寄稿家であるジェーン・リアがオンラインメディアのテークパートに寄稿した文を紹介した。電子レンジと健康に対する多くの噂が、実際には、すべて根拠がなかったり、あったとしてもその根拠は穴だらけであるという内容だ。

電子レンジの怪談で最も頻繁に言及されるのは、放射線だ。放射線の露出で食べ物に発ガン物質が生じたり、摂取時にホルモンに影響を与えているという主張だ。しかし、ジェーンは電子レンジから出る放射線は移らない種類で、周波数も非常に低いため、人体に浸透してDNAを変形させるほどのエネルギーがないと明らかにした。このような放射線は、TVやモニターなどからも出続けるという説明だ。

電子レンジから出る放射線の量も微々たる水準だ。製品の寿命が尽きるまでに出る放射線の総量は5mWほどで極少量に過ぎない。これさえも、扉が開いて露出された場合、作動が自動的に中断されるように安全装置が設けられている。

ジェーンは「今まで電子レンジの有害性に関する研究は、事例や根拠がすべて穴だらけだ」とし、「むしろ肉を焼く前に、電子レンジで短時間加熱すると発ガン性物質が急激に減少するという研究結果がある」と伝えた。
  • 毎経ドットコム キム・ヨンヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-21 09:32:00




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