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性犯罪取り締まり…ソウル地下鉄が保安官を2倍に増やす

ソウル市安心地下鉄総合対策…犯罪申告アプリケーションも運営 

ソウル市がセクハラなど、地下鉄内の犯罪を防止するために担当保安官を2倍に増やす。また、地下鉄内の犯罪を申告すれば、リアルタイムでその列車の位置と車両番号を確認し、警察出動まで一度に行われるアプリケーションが発売される。

市当局は、このような内容を盛り込んだ「安心地下鉄総合対策」を30日に発表した。地下鉄保安官は現在149人から2018年まで350人に増え、電車内閉回路TV(CCTV)は1876台から3116台に拡大される。

来年1月1日から1~4号線区間に「地下鉄安全を守る(仮称)」アプリを導入して、市民申告後直ちに搭乗位置がコールセンター、地下鉄保安官、警察へ同時受付されるシステムを構築する。5~8号線は来年3月から適用される。

従来までは地下鉄に乗って市民が犯罪状況や緊急事態を電話で申告すればコールセンターが申告を受けて保安官や警察に通報する過程で20~30分かかった。しかし、地下鉄の安全を守るアプリは列車の運行情報や電車に設置されたWi-Fi通信網を利用して、申告後直ちに申告が受付けられた列車に最も近いところにある地下鉄保安官と警察に通報される。

ソウル市は、「現場で通話したり、文字メッセージで状況を詳細に報告しにくい場合、アプリボタンひとつを押すだけですぐに申告され、目撃者が写真を撮ってリアルタイムで申告することもでき、現行犯を捕まえるのに効果的だろう」と説明した。
  • 毎日経済_キム・ジョンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-30 13:01:12




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