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趙顕娥に拘束令状発給、大韓航空側「話すことはない」


  • 趙顕娥に拘束令状発給、大韓航空側「話すことはない」
「ナッツリターン」事件で波紋を起こした大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョナ)前副社長と大韓航空客室担当のヨ常務が30日、拘束された。

趙顕娥前副社長などの拘束前被疑者の審問(令状実質審査)を引き受けたソウル西部地裁キム・ビョンチャン令状専担判事は「被疑者らの容疑の内容に対する疎明が行われた」とし「事案が重く、事件初期から容疑事実を組織的に隠ぺいしようとする試みがあったこと等に照らしてみた場合、拘束の必要性が認められる」と令状発給の理由を明らかにした。

これに先立ち、趙顕娥前副社長は同日午前10時に裁判所に出席し、令状実質審査を受けた。同日、趙顕娥前副社長は、頭を下げたまま一言も発しなかった。

午前11時43分に実質審査を終えて出た際は、同行した女性捜査官の肩に顔をうずめて歩いた。趙顕娥前副社長は、午後11時7分ごろ、銀色の乗用車でソウル九老区南部拘置所に移送されて収監された。

乗務員に虚偽の陳述を強要し、最初の報告記録を削除するように指示した疑いを受けているヨ常務は、午前9時54分に出席した。ヨ常務は記者に「趙顕娥前副社長だけでなく、誰にも指示を受けた事実はない」と述べた。国土交通部調査官との金銭取引疑惑については、「(知り合って)30年となる関係だが、金をやりとりする関係ではない」とした。先立って、ヨ常務に調査内容を教えた国土交通部のキム某調査官は25日に拘束された。

ソウル西部地検刑事5部は去る24日、趙顕娥前副社長に対して航空保安法上の航空機の航路変更など4つの容疑を適用し、事前拘束令状を請求した。趙顕娥前副社長の拘束令状の発付事実に接した大韓航空側は「現時点で話すことはない」と明らかにした。
  • 毎経ドットコムデジタルニュース局/写真= MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-31 10:09:52




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