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大韓航空パク事務長「趙顕娥前副社長に打たれたこともある」

封建時代の奴隷のように一方的な犠牲だけを強要 

  • 大韓航空パク事務長「趙顕娥前副社長に打たれたこともある」
  • < 大韓航空のパク・チャンジン事務長 >

大韓航空のパク・チャンジン事務長「趙顕娥(チョ・ヒョナ)前副社長に打たれたことがある」という大韓航空のパク・チャンジン事務長の発言が話題だ。

2日、「ナッツリターン」事件の主人公である趙顕娥前副社長の結審公判が開かれた。この日、証人として出た大韓航空のパク・チャンジン事務長は「趙顕娥前副社長は、一度も過ちを認めていなかった」と明らかにした。

ソウル西部地法(地裁)刑事12部(オ・ソンウ部長)の審理で、この日の午後2時30分開かれた公判で、乗組員の服を着て出席したパク・チャンジン事務長は法廷で話を続けることができず、涙をこぼした。

パク・チャンジン事務長は「韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長に謝罪を受けたことがない。会社から業務復帰措置を受けたことはない」とし、「仕事をする権利と自尊感を恥辱的に踏みつけ、封建時代の奴隷のように一方的な犠牲だけを強要した」と述べた。続いて「大韓航空が私を『関心社員』に分類しようとする試みを感じた」と付け加えた。

「ナッツリターン」当時の状況についてパク・チャンジン事務長は「趙顕娥前副社長が女性乗務員を押して暴言を吐いた」とし「(私も)趙顕娥前副社長に打たれたことがある」と話して衝撃を与えた。また、「機内暴言は人権侵害行為だと思う」とも語った。

一方、検察は趙顕娥前副社長に航空保安法上の航空機の航路変更、航空機安全運航阻害暴行と刑法上の強要、業務妨害、偽計業務妨害などの容疑を適用した。特に航路変更罪が有罪として認められれば、懲役1年以上10年以下の実刑が避けられない状況だ。

趙顕娥前副社長の弁護人側は航空機が実質的には7mのみを移動しており、位置も地上だったという点で、航路変更罪を適用することができないという立場だ。
  • MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-02 21:25:33




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