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友人の個人情報を集めて大学合格を中止させた浪人生

嫉妬により友人が自分で合格を中止させたように細工 

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ソウルK私立大学の衣装学科に合格したリュ某さん(19・女)は昨年のクリスマスイブに謎の30万ウォンが入金された事実に驚いた。入金された金は大学に志願する時に出した預置金30万ウォンだった。

預置金の払い戻しは「合格取消」を意味する。自ら合格撤回を要請したことのないリュさんは絶望に陥った。当時、大学側から救済が容易ではない回答を受けたからだ。

警察によると、これら全てのことはリュさんと3年前からオンライン上でのみ知っていた友人のキム某さん(19・女)が行なったことだった。キムさんはSNSサイワールドを通じて知り合ったリュさんが大学合格の知らせを聞き、浪人中の自分の立場を悲観してこのような犯行を犯した。

特にリュさんが合格した大学は自分が志願して落ちた大学であり、母が卒業した大学だったため愛情が格別だった。キムさんは、リュさんが随時合格の知らせをフェイスブックに掲載し自慢すると、嫉妬と猜忌心に入学取り消しに必要なリュさんの個人情報を収集し始めた。2日間、リュさんのフェイスブックなどで名前と生年月日、受験番号、口座番号等を収集し、入試代行サイトであるU社で保管していたセキュリティ番号まで探り当てた。以来、K大学の入学サイトに接続して合格を自ら取り消したように見せかけた。

仁川西部警察署は2日、K大学の入学サイトに接続してリュさんの合格を取り消した疑い(情報通信網利用促進及び情報保護などに関する法律違反)でキムさんを書類送検した。

警察からリュさんの無念の事情に接したK大学は先週、入学選考委員会を開き、リュさんを追加合格の形で救済することを議決した。

警察関係者は「学生の将来がかかっており、被害届を受け付けてすぐに迅速に捜査を進めて他人によって合格が取り消されたことを確認した」とし「各大学が入試代行サイトを通じて、入学査定などを行っているが、実名確認、取り消しなどの手続きがずさんな部分が確認されただけに、セキュリティ強化が必要だ」と述べた。
  • 毎日経済_チ・ホンク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-02 11:38:30




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