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コリアナウ > 政治 > 韓中日3か国外相会談…来月下旬にソウルで開催か
韓国と中国、日本のアジア3国は外相会談を3月下旬にソウルで開く案で調整していることが6日に分かった。
外交部の高位当局者はこの日、「これまでの協議過程を通じて3か国の外相会議の開催については、基本的な共感帯が形成されている」とし「3月末前後に外相会議を開催する方案を調整している」と述べた。
これに先立ち、日本の読売新聞は同日、3か国首脳会談の「前哨戦」格の3か国外相会談が3月下旬にソウルで開かれる見通しだと報じた。
韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相、中国の王毅外相、日本の岸田文雄外相が出席する今回の会議で3国は北朝鮮の核問題6者会合に対する対応、「イスラム国」(IS)の日本人殺害事件を契機とした 対テロ対策、経済、エネルギー分野での協力方案などを議論する見通しだと新聞は伝えた。
韓国と中国、日本の外相会談で議論される内容は、3か国首脳会談の開催時に議題として取り上げられるものと予想される。
朴槿恵(パク・クネ)大統領は昨年11月、ミャンマー・ネピドーで開かれたASEANプラス3(韓国・中国・日本)首脳会議を共同主宰しながら、「遠くない将来に、韓中日外相会議が開催され、これを基に、韓中日3カ国首脳会談も開催されることを望む」と述べた。
3か国外相会談は2012年9月の日本政府の尖閣諸島国有化、2013年12月の安倍晋三首相の靖国神社参拝などをめぐる韓国と日本、中国と日本の葛藤により2012年4月以降、現在まで開かれていない。