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逆転優勝キム・セヨン、「オリンピック韓国代表になりたい」


  • 逆転優勝キム・セヨン、「オリンピック韓国代表になりたい」
アメリカ女子プロゴルフ(LPGA)ツアー、ピュアシルク・バハマLPGAクラシックにてプレーオフの末に逆転優勝したキム・セヨン(22)がこのような抱負を打ち明けた。

キム・セヨンは9日(韓国時間)プレーオフの末に優勝カップを手にした後に行われたインタビューにて「オリンピックで韓国代表となりたくてLPGAツアーに来た」としながら「今回の優勝で一歩前に踏み出し、私にはとても大きな意味」だと明かした。

彼女は「10年前から夢見てきたことが叶った。本当に幸せ」だとし「トップ10が目標だったが優勝まですることになり驚いている」と喜んだ。さらに「プレーオフに入って少し緊張したが、(緊張感が)とても大きくはなかった」と「逆転の女王」らしい姿を見せた。

キム・セヨンは「今日の試合とKLPGAをすべて含んで6回のプレーオフ経験があるが、その中の5回は優勝した」とし「韓国でも同じような環境があったため、今日も大きくは緊張はしなかった。大きく風に影響を受けなかったようだ」と自身の優勝を分析した。

一方、キム・セヨンはこの日の最終ラウンドにてユ・ソンヨン(29)、タイのアリヤ・ジュタヌガンとのプレーオフ接戦の末に優勝カップを手にした。

キム・セヨンは最終ラウンドだけで5打を縮めて14アンダーパー、278打を記録する猛打を振るった。共同先頭に名前を上げたユ・ソンヨン、パク・インビ(27)に2打遅れて6位タイから4ラウンドを開始したキム・セヨンは前半だけで2打を縮めて追撃を開始した。10番ホール(パー4)と14番ホール(パー4)にて1打ずつ縮めたキム・セヨンは16番ホール(パー4)にて大きな危機を迎えた。ウォーターハザードに囲まれたグリーンを攻略したセカンドショットが長すぎてバンカーに落ちる寸前まで転がっていった。

しかしキム・セヨンは海草に埋まったボールをロブショットで攻略、ホールにつけたままパーで防いだ。力を出したキム・セヨンは18番ホール(パー5)にて1.5mの距離のバーディーパットを入れて勝負をプレーオフに持ち込んだ。パー5となる18番ホールで再開されたプレーオフは平均飛距離270ヤード近く飛ぶキム・セヨンには有利だった。

ユ・ソンヨンとアリヤ・ジュタヌガンの2打目はグリーンに届かなかったが、キム・セヨンはグリーンのの端に乗せて優勝を予感した。キム・セヨンはグリーンの端から振った3打目が多少短いように感じられた。しかし先立ってアリヤ・ジュタヌガンとユ・ソンヨンのバーディパットが外れた後、キム・セヨンはリラックスして1.5mのバーディパットを成功させて優勝カップを胸に抱いた。
  • 毎経デジタルニュース局/写真=MKスポーツ
  • 入力 2015-02-09 11:29:17




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