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コリアナウ > 社会 > ゴミの出し方が厳しくなる…ソウル市がゴミ袋実名制を全面施行
今月から、大型スーパー、病院などのソウルの事業場がゴミを捨てるときには業者名を書かなくてはいけない実名制が導入される。これを守らずに捨てたゴミは、当局が回収しない。
ソウル市は、無分別な廃棄物の排出量を減らすために、従量制のゴミ袋に排出業者の商号と連絡先を書くことにする、ゴミ袋実名制を今月から試験導入すると1日に明らかにした。実名制が全面的に施行される9月からは、違反した業者のゴミを収集しない。対象は一日平均300キログラム以上の生活関連廃棄物を排出する事業場だ。
また、市当局は無断で廃棄物を投棄する行為に対する監視を強化して、常習的に不適切な廃棄物を排出する企業は資源回収施設への搬入を制限することにした。ゴミ袋実名制は資源回収施設で廃棄物を処理する企業に適用され、業者が自ら廃棄物を処理する場合には適用されない。
ソウル市のイ・イングン資源循環課長は、「事業場で排出者が再資源化の重要性を認識し、分別排出に積極的に参加して、廃棄物発生量を減らす趣旨から実名制を導入する」と述べた。