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「家にいるときが一番楽だ」81.9%

社会不安が広がり、自宅で休息と慰めを得ようとする人が増える 

  • 「家にいるときが一番楽だ」81.9%
生活が厳しくなり、社会不安が大きくなるにつれ、家で慰めを得ようとする人が増えている。家族が歓迎してくれる自宅で休息をとり、心の平安を得ようとしながら、「家の意味」が大きくなっている。

市場調査会社マクロミルエムブレイントレンドモニター(www.trendmonitor.co.kr)が韓国の成人男女2000人を対象に、家に対する認識を調査した結果、回答者の81.9%が「何もせずに家でじっとしているとき、最も心が楽になる」と答えた。

このような応答は、すべての年齢層(20代80%、30代83.2%、40代80.4%、50代84%)でほぼ同様の水準で現れ、複雑な日常生活に疲れた人々が家で余裕と慰め得ていることを意味する。

特に回答者の半数以上(56.9%)が社会的不安が大きくなりながら、家に留まる時間が多くなったと明らかにした。回答者の78.9%は、自宅では何をしても心が楽だと感じると答えた。

このように家に留まる時間が多くなり、人々の関心も自宅でできることに集まっている。

全回答者の70.4%が自宅でできることに関心が高まっているという反応を見せたが、これは性別と年齢に関係なく、似たような様相を見せた。

また、自宅でコーヒー一杯を楽しんだり、軽くお酒を一杯を楽しむことができる環境を作りたいという意見も89.5%と77.1%に達したが、男性より女性、若い世代で、このような意見が目立った。

ただし、家で仕事をすると効率が上がるようだという答えは36.3%にとどまった。

このように、自宅で過ごす時間が多くなりはしたものの、いざ家族と過ごす時間は減り、一人で過ごす時間は増えた。子供のいる既婚者の場合、子供と一緒に過ごす時間が多くなった人は24.1%に過ぎないのに対し、減少したと答えた人は36.4%に達した。

睡眠と食事を除いて、家の中で最も多く行う活動は、テレビの視聴が78.6%(複数回答)で最も多かった、インターネット情報検索(63.5%)、家事(59.4%)、何もしないで横になっている(49.7 %)、音楽鑑賞(33.9%)、料理(32.5%)、ゲーム(32.4%)の順だった。

回答者が考えている家の意味は「休息の空間(91.4%)」が圧倒的な支持を受け、「家族を意味する空間」は66.7%で2位に押し出された。年齢が高くなるほど家を通じて家族を連想する傾向が明らかな一方、20代の回答者は家は足を伸ばしてゆっくりと横になることができるスペース(63%)であり、自分だけの空間(52.4%)としてとらえている特徴を示した。
  • O2CNI_Lim, Chul / 資料=マクロミルエムブレイン/写真=photopark.com
  • 入力 2015-08-30 08:00:00




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