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2017年から学校内でのコーヒー自販機の設置が禁止に


2017年から、韓国全国の小・中・高校にコーヒーなどの自動販売機の設置が出来なくなる。

韓国の食品医薬品安全処は2日、子どもが好む食品と団体給食の安全および栄養水準をより徹底的に管理するために「第3次子ども食生活安全管理総合計画」を樹立したと明かした。

計画によると炭酸飲料、菓子・キャンディなどは2018年から段階的に「高カロリー、低栄養食品」を表示せねばならない。具体的に見ると2018年に麺類・炭酸飲料、2019年にはキャンディ・果菜飲料および混合飲料、2020年には全体を子ども嗜好食品として表示対象を広げる計画だ。これまで高カロリー・低栄養食品はカロリーは高いが栄養価が低く肥満や栄養アンバランスを奨励する憂慮があるという指摘が提議されてきた。現在高カロリー・低栄養食品は栄養成分の含量などを信号の色で表示する「信号表示制(*)」をするように推奨しているが、消費者がこれを簡単に確認することが出来ない状況だった。

また2018年から高カロリー・低栄養食品とカフェインが多く含まれる食品をテレビ放送などで広告する際には「高カロリー・低栄養食品は肥満や栄養の不均等を招く恐れがあります」というメッセージを表示するようにする法案も推進する。

食品医薬品安全処は学校や学校周辺、学院(塾)など子どもたちが主に行動する空間での食品安全管理も強化する。これによって2017年から学校内のコーヒー自動販売機設置を禁止し、キッズカフェ、輸入菓子販売業者に対する指導・点検も実施する。子どもが嗜好食品を調理・販売する食品接客業所はアレルギー誘発食品の使用有無を表示せねばならない。

■ 用語説明
(*)信号表示制:子ども用の食品に過剰摂取の懸念が高いナトリウム・糖類・(飽和)脂肪などの含有量に応じて「緑(低)・黄色(普通)・赤(高)」を表示することを食品製造業者と輸入業者に勧める制度。正しい栄養情報を提供しようという趣旨で生まれた。
  • 毎経ドットコム_チョン・ジョンホン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-10-02 11:16:13




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