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「結婚は必須ではなく選択」79.%


暮らしていくのが大変で、就職のしきいをまたぐことが難しいからであろうか、当然だと思われていた「結婚」を、最近の韓国の青年たちは選択肢に過ぎないと受け入れている。

市場調査専門企業マクロミルエムブレイントレンドモニター(www.trendmonitor.co.kr)が韓国の成人男女2000人を対象に、結婚と恋愛についてアンケート調査を実施した結果、「結婚は当然すべきもの」という考えを持つ人は36.1%にとどまったことが分かった。

調査結果によると、女性(27.5%)と青年世代(20代26%、30代26.6%)の同意率が低いことが示され、女性や若い世代を中心に、結婚を当然視する認識が薄くなってきていることを教えてくれる。

結婚は選択だという見方も回答者の10人中8人(79.6%)が共感しており、やはり男性(73%)より女性(86.1%)が、若年層(20代85%、50代67%)で、このような意見が目立った。

ただし、結婚をしていなくても、恋愛はしたいということには64.1%が共感するという反応を示し、恋愛に対する欲求は強い方であることを示した。しかし、現実では恋愛も容易ではなく、全体回答者の80.5%が恋愛もお金があってこそできると考えていると分析された。

特に回答者10人中3人(29.4%)は、恋愛にかかるお金で自己啓発をするほうがよいという態度を見せた。

今回の調査では、回答者の約半分(47.9%)が必ず愛する人と性的な関係を持たなくてはいけないのではないと考えていることが分かった。女性(34.8%)より男性(61%)が「愛のないセックス」を許容する態度が強かったが、年齢別ではほとんど差がなく、韓国社会の性文化がかなり開放的に変わりしたことを示している。

この調査では、必要に応じてお金を払って性を買うことができると答えた回答者も35.5%に達したが、やはり女性(15.9%)より男性(55.3%)がセックスを買う行為に寛大な態度を見せた。

  • 「結婚は必須ではなく選択」79.%
  • < 結婚と恋愛に関する全般的な認識 >

  • O2CNI_Lim, Chul / 資料=マクロミルエムブレイン
  • 入力 2015-10-09 08:00:00




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