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ガールズグループ応援してアニメに熱狂する…教授も「ドクフ」だった


  • ガールズグループ応援してアニメに熱狂する…教授も「ドクフ」だった
「私は教授だ。トドンイ(ガールズグループTWICEのファン)たちの講義室攻撃を申請した」

ガールズグループTWICEのファンであることを自称するニックネーム「新村教授」が、去る5日ファンコミュニティへ、このような内容のガールズグループ訪問イベント申請事実を公開した。この時までは、誰もが半信半疑だった。ついに去る9日、延世大学のキャンパスへ「本物」のガールズグループTWICEが姿を表わし教室は興奮のるつぼとなった。

延世大学のある教授が、ガールズグループが講義室を訪問するイベントを直接申請して話題を集めている。主人公はまさに延世大学行政学科のA教授。彼はニックネーム「新村教授」として活躍し、このようなサプライズ招待講演を成功させた。うわさを聞いて集まった学生たちで400人収容可能な大講堂がいっぱいになった。 A教授が手を振って登場すると、一斉に学生たちの歓呼の声が沸き上がった。

彼は学生たちへガールズグループの応援法(アイドルの歌に合わせて掛け声などを叫ぶこと)を教えた。彼はイベントの途中で学生たちと一緒に舞台に上がって、ガールズグループメンバーの中の1人の個人技である鷲ダンスを踊ったりした。

この日、権威・厳格などの教授に対する社会通念を破ったA教授は、学生の間で、いわゆる「成功ドクフ」に挙げられている。ドクフはある分野へ熱中する人を呼称する日本語「オタク」から取った隠語。過去には、特定の趣味に過度な関心を注ぎながら、社交性に欠け、他の分野の知識に弱い否定的な人物として扱われた。

しかし、最近になってA教授のように、社会的に成功したドクフ、つまり「成功ドクフ」が出現し、オタク(ドクフ)文化に対する否定的な認識も変わっていく傾向にある。代表的な成功ドクフに挙げられる人物であるKAIST経営学部のパク・ビョンホ教授は、韓国初のアニメーション評論の本として挙げられる『アニメ世代』を共同著作するほどアニメーション狂だ。

オタクは過去とは異なり、今や個人の趣味を隠さず他人と積極的に交流する。

高麗大学日本語日本文学科の杉本省吾教授は「ドクフという用語が、該当分野に対する知識を持った人という意味で拡散された」とし「そのカテゴリに含まれる人が増え、社会的イメージも肯定的に変わった」と述べた。
  • 毎日経済 ジョン・スルギ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-11 17:51:46




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