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たばこ値上げのおかげか…青少年の喫煙率10年来で最低


韓国では今年、青少年の喫煙率が2005年以来、最も低くなったことが分かった。韓国の教育部と疾病管理本部は去る16日、「去る6~7月に実施した第11回青少年の健康行態オンライン調査の結果、『直近30日間で1日以上』喫煙したことがある学生は全体の7.8%で、関連調査を実施した2005年以降で最低値を記録した」と明らかにした。

男子学生の喫煙率は昨年の14.0%から今年の11.9%に2.1%ポイント下落し、女子学生は4.0%から3.2%に0.8%ポイント減少した。特に男子の場合、韓国政府が去る2011年の国民健康増進総合計画で樹立した「2020年の喫煙率12%」の目標を超過達成した。これにより、保健福祉部は、今後の目標を再設定する計画だ。

教育部と保健福祉部は、喫煙率の低下がたばこの値上げに大きい影響を受けたと見ている。実際に禁煙を試みた喫煙者のうち「タバコが高すぎて」と答えた青少年が、2014年の6.1%から今年15.9%へと大幅に増加したことが分かった。保健福祉部は、来年からタバコの箱に警告の絵を導入して、たばこの広告、および販促規制を強化して喫煙率をさらに落とす計画だ。

一方、今回の調査には、韓国全国の17の市道から800校の中・高等学校に在学中の6万8043人の学生が参加した。
  • 毎日経済 パク・デイ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-16 15:48:03




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