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麗水列車脱線事故、管制指示を守らなかったための人災か?


  • 麗水列車脱線事故、管制指示を守らなかったための人災か?
全南麗水の列車脱線事故は管制指示違反と加速により起きた人災であることが明らかになった。

22日午前3時41分頃、全南麗水市栗村(ユルチョン)面栗村駅近くを運行中だったムグンファ(無窮花)号1517号が線路を脱線した。この事故により列車が転覆し4両が脱線し、このうち2両は転倒した。

この日、光州地方鉄道特別司法警察隊と現場専門家などによると、事故列車の機関士は線路を変更し速度を落とすようにした管制指示を履行せずに加速をし脱線したことが確認された。

事故が起きた順天(スンチョン)-栗村区間は列車に電気を供給する「電車線」補修工事が進行中であり、上り線は正常運行、下り線は統制中だった。これにより下り線列車は順天駅から上り線に線路を変えて運行した後の栗村駅にて再び下り線に乗り換えねばならなかった。

前日午後10時45分頃、ソウル龍山駅を出発、麗水エキスポ駅に向かって下り線を走っていたこの列車は、順天駅にて線路が変更された当時には管制指示により時速50キロメートル程度に減速運行した。しかし、栗村駅に侵入しながら曲線区間となる線路が変わるポイント(上りから下り線)にて速度を50キロメートル以下に下げるという管制指示に従わず、時速127キロメートルで運行し脱線したものと分かった。その後、栗村駅を200メートル前にして鉄道の信号柱と2次衝突した。

警察は運転車両転覆により負傷した副機関士などを相手にした調査と、事故列車尾部は上り線と下り線の分岐点の後方にある一方で運転車両など前部分は分岐点を越えて脱線した点などをもとにこのような判断し、ブラックボックスと無線機を分析し実際に管制指示がしっかりと下されたのかについても調査する計画だ。
  • 毎日経済デジタルニュース局 / 写真=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-04-22 16:51:13




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