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[ アンケート ] 統一よりも生計を立てることが緊急だ…57%


以前に韓国人全員が歌った歌があった。「私たちの願いは統一」。この問題に関するひとつの国民の心は一致していた。今も果たしてそうだろうか。

アンケート調査の結果は、まったく違う。統一を望む人が多いことは多いが、かろうじて過半数を超える程度だ。さらに、以前に比べて統一を念願する割合が減る傾向にあるため、数年後には統一が韓国人の念願から消えるかもしれない。

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  • < 統一にどれほどの関心がありますか?/ 南北統一されることをどれほど望みますか? >

市場調査専門企業マクロミルエムブレイントレンドモニター(www.trendmonitor.co.kr)が全国の成人男女1000人を対象に、統一に対する認識を調査した結果、統一を希望するという回答は50.6%にとどまった。最初から統一を望まないという断定的反対意見も21.2%にのぼった。

性別では、女性(38.6%)より男性(62.6%)、世代別では若い世代(20代は32.8%、30代は43.6%)より中高年層(40代は59.2%、50代は66.8%)が統一を希望する割合が高かった。

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  • < 南北統一されることをどれほど望みますか?>

過去2014年の調査と比較すると、統一を希望する回答が57.7%から50.6%へと7.1%も減少し、統一を願う社会的雰囲気がますます沈んでいっている様子が注目される。

南北が統一されるべきだという当為性に共感する人も50.1%で、かろうじて半分を超えるだけだ。統一されるべきだという理由では分断による経済的損失を減らせる(49.9%)、統一後、経済的利益を期待できる(47.3%)など、主に経済的理由を多く挙げた。

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  • < 統一関連の全般的認識評価 >

ただし、統一に対する関心自体は高く、回答者の88.1%が統一問題に関心があると明らかにした。また、回答者全体の63.3%がいつか統一がなされると見通した。

ただし、「10年以内に統一が可能だと考えるか」という質問には15.9%だけが肯定的な回答をしており、10人中4人(39.9%)は統一は緊急の問題ではないと答えた。「統一より今は生計を立てる問題が優先だ」という回答が57.1%で過半数をはるかに上回った。
  • O2CNI_Lim, Chul / 資料=マクロミルエムブレイン
  • 入力 2016-05-08 08:00:00




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