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ポルトガル行きの空の道が大きく開かれる

韓-ポルトガル航空協定に仮署名、運輸権の増大・便名共有の拡大 

ポルトガル行きの空の道が拡大する見通しだ。

韓国政府代表団(国土交通部・外交部合同)は21日、去る19日と20日の2日間、リスボンでポルトガル政府代表団と航空会談を開催し、両国間の運輸権(供給力)の増大と航空会社間の便名共有の拡大などが盛り込まれた新しい航空協定文案に合意したと明らかにした。

便名共有(code-sharing)は、相手の航空会社が運航する路線(運航会社)を、直接運航していない航空会社(マーケティング社)が自社の便名を付与し、航空券を販売する航空会社間の契約を通じた営業協力をいう。

現在、ポルトガルまで運航する直行便はない。しかし、両国は今後、観光客の増加、交流拡大傾向などの潜在的な航空需要の増加を考慮し、旅客と貨物の供給力の増大に意を共にした。

航空協定が発効すれば、両国の航空会社は韓国-ポルトガル間の旅客直行便を、現在の週2回から最大週7回まで、貨物航空機は現在の週2回から運輸権に制限なく航空会社が好きなだけ運航できるようになる。また、便名共有の場合、既存の両国の航空会社間だけで可能だった協力を、自国-第3国の航空会社間と自国の航空会社間でも可能にし、今後、相手国の国内区間まで、範囲を拡大できる基盤を準備した。

政府関係者は「最近、韓国を含む中国・日本などの北東アジア国家の南欧航空需要が大きく増えている」とし、「まだポルトガルに行く直行便がないだけに、韓国-ポルトガル直行便が開設されれば、市場先占を通じた仁川国際空港の乗り継ぎ客の創出効果が期待される」と伝えた。
  • 毎日経済デジタルニュース局 チョ・ソンジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-05-21 10:36:21




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