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京畿道が990億ウォンを投入した英語村が12年で閉園


  • 京畿道が990億ウォンを投入した英語村が12年で閉園
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京畿道が990億ウォンを投入して2006年4月に開園した英語村が開園12年で累積された赤字に対処できず閉園する。

京畿道は先月28日、教育部・京畿道議会・韓国科学創意財団・ソフトウェア政策研究所と「未来教育の共同協力業務協約」に署名した後、坡州(パジュ)英語村を創意的な人材養成機関に変貌すると明らかにした。坡州英語村は、当分の間、現在のプログラムで運営し、今後も一部の英語教育プログラムが進行されるが、英語専門教育機関の機能は失うことになった。

坡州英語村の機能転換の背景についてナム・ギョンピル京畿道知事は、「教育革新の必要性が国家的話題として登場した今、京畿道が未来型教育をリードする教育基盤を前に立って造成するという趣旨だ」と説明したが、主な理由としては累積された赤字のためという見方が支配的だ。

京畿英語村は2002年当時、新韓国党所属だったソン・ハクギュ京畿道知事の代表的な公約で作られた。オンラインキャンプから始まった英語村は、2004年に85億ウォンをかけてキャンプ型安山英語村を皮切りに開園した。英語村の人気がますます高まり予約を受けられない状況に至ると、2006年4月に990億ウォンをかけて27万8000平方メートル規模の坡州英語村を追加で開園した。続いて2008年4月に676億ウォンをかけて楊平(ヤンピョン)英語村もオープンさせた。

続くように思えた英語村の人気は10年が過ぎると下火となった。昨年、英語村の1日平均訪問者数は坡州キャンプが610人、楊平キャンプが52人だけだった。

訪問客の減少は、売上高の減少につながった。2012年に京畿英語村安山キャンプが開園して以来、8年で開園初年度の118億ウォンの赤字に耐えられず閉園した。2008年にオープンし、SDA三育学園に委託された楊平英語村は委託期間終了日の12月2日以降に運命が決定される。

京畿道の関係者は「坡州英語村ができた後、全国各地に英語村と私設英語塾が雨後の筍のようにできて、英語を学ぶための早期留学ブームが起きながら、利用客数が目に見えて減った」とし、「海外旅行が増え、英語に接する機会が増えてきたことも、利用客の減少の原因だ」と説明した。
  • 毎日経済デジタルニュース局 キム・ユンジンインターン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-06-01 15:30:40




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