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ハン・ソグ、リビアKOTRA貿易館長拉致

暴漢4人、仕事帰りを計画的拉致...リビア当局「アルカイダとの関連」/政府、合同対策班設置...旅行禁止特別警報 

リビアで勤務するハン・ソグKOTRAトリポリ貿易館長(39才・写真)拉致のニュースが伝わるやいなや、政府は20日、緊急会議を開き、拉致の経緯としたハン館長が安全かどうか、拉致犯人の把握など、対策作りに乗り出した。政府は2011年10月にカダフィ政権が崩壊した後、カダフィ残党勢力と民兵が乱立したリビアの不安な治安事情を考慮し、可能なすべてのチャンネルを動員してハン館長の釈放に努めるという計画だ。

リビアでは最近、武装グループ1700個余りが乱立して無政府状態が続いており、外国人に対する犯罪も頻繁に発生している。

外交部によると、昨年リビアでわが国の企業や同胞に対して武装強盗が銃器で脅し、車両などを奪取した事件が10余回発生した。しかし韓国人拉致事件は今回が初めてで、暴漢が外交官ナンバープレートのついた車両を攻撃した点を見ても、ハン館長を計画的に拉致したことと政府は推定している。

政府関係者は、「拉致の背景に対しては把握できていない」とし、「すべての可能性を開いておき、多様なチャネルを通じて情報を収集し、協力を要請している」と明らかにした。

一部では国際テロ組織アルカイダと連携した武装グループの仕業だという観測が出ているが、まだ確認されていない。

政府はハン館長の所在把握や誘拐犯との接触可否に対して、確認できないと明らかにした。

拉致されたハン館長はアラビア語に堪能な、KOTRA内の中東専門家だ。韓国外国語大学アラビア語科を卒業したハン館長は2004年12月、通常職アラビア人材としてKOTRAに入社した。2006年8月にイランのテヘラン貿易館に派遣され、3年間勤務して鉱物・石油分野に進出する国内企業を支援する業務を担当した。

2009年に国内に復帰した後、中東地域の調査業務を任され、2012年7月にリビア勤務を志願して、トリポリ貿易館長として発令を受けた。

トリポリ貿易館はKOTRAの職員1人が派遣され、すべての業務を担当する「一人貿易館」だ。

ハン館長はリビアが危険国として分類された点を考慮して、一緒に出国した婦人と子供たちは地中海のマルタに残し、リビア現地で一人で生活したと、KOTRA側は明らかにした。

ハン館長は、リビア現地の不安定な金融事情から、マルタに業務口座を開設し、一ヶ月に一回マルタを訪問し、業務に必要な経費を出金したと伝えられた。

一方、外交部はリビアで拉致事件など治安の不安が続き、事態が短期的に悪化することが予想されるにしたがって、この日からリビア全域に特別旅行警報を発令することを明らかにした。警報発令期間は一週間であり、別途解除の発表があるまで自動延長される。

外交部は、「わが国の国民はリビアを訪問せず、現地で居住する国民は安全に特に注意しながら、速やかに安全な国に撤収することを勧告する」と明らかにした。リビアでは18日現在、同胞551人が居住している。
  • 毎日経済_キム・ギヂョン記者/キム・ドンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-01-20 17:33:40