リュ・ヒョヌ「メインスポンサー?もっと頑張れば現れるでしょう」

GSカルテックス毎経オープン優勝・KPGA対象、2013年猛烈な活躍したリュ・ヒョヌインタビュー/賞金王になれなかったことが最も惜しく、来年3月まで米国冬季訓練…毎経オープン2連覇期待してください 

  • KPGA大賞授賞式に参加したリュ・ヒョヌ(右)と息子のタスン<写真提供=KPGA>

たしかに気立ての良い隣のおじさんという印象だ。そのためだろうか。今年、GSカルテックス毎経オープンで優勝し、韓国の男子プロゴルフ(KPGA)大賞(今年の選手賞)をつかんだリュ・ヒョヌ(32)は賞金ランキング2位、平均打数3位に上がる猛烈な活躍を繰り広げたが、まだメインスポンサーがつかない。彫刻のような美男型の顔でもなく、かと言って女性ファンを引きつけるほどの致命的な魅力もない。タイガー・ウッズのような選手から感じるカリスマとはもっと距離が遠い。

しかし27日、米国サンディエゴへ「長期訓練」に発つリュ・ヒョヌはすごく浮き立っていた。

「初めてトレーナー同行で訓練に行きます。来年3月中旬まで留まって、ショットゲーム演習に頑張る計画です。こんなに長いあいだ訓練に行くことも初めてで、プロゴルファーになった後、こんなに頑張ろうと心に決めたことも初めてです」。

今回の訓練にはいつもそうだったように、おない年の妻ハン・ユハさんと息子のタスン君もお供する。

実はリュ・ヒョヌに2013年は喜びと惜しさが重なった年だった。

もともとの目標は日本ツアーをメインに回りながら世界ランキングを引き上げて、米国進出を模索するはずだった。しかし5月にGSカルテックス毎経オープンで優勝し、突然「国内賞金王」に目標を変えた。

その結果、11大会をまわってすべてのカットを通過し、優勝1回と準優勝3回を含んで「トップ10」にも7回も上がった。しかしたった4大会に出場して2回優勝し、賞金王を占めた「伏兵」カン・ソンフンが登場するとは全く予想できなかった。

平均打数でも6大会に出場したキム・ヒョンソン(69.583打)にわずかな差で奪われた。2位のイ・テヒ(69.741打)もリュ・ヒョヌ(69.773打)と大きな差はない。

国内の男子大会が多くないせいで、多く出場するほど不利になる平均打数の特性上、少し悔しい結果が出たわけだ。

しかし彼にはもっと惜しいことがある。韓国男子ゴルフの看板スターになったが、まだ彼にメインスポンサー契約を結ぼうという後援者がさっぱり現れないからだ。それでも彼の口からはそんな話は出ない。

夫の心が分かるのか、妻のハンさんは「ヒョヌにメインスポンサーがあったら良いのに」という言葉で代わりをする。

用品契約社も一か所に統一されていない。そこでドライバーはテーラーメイド、アイアンはキャロウェイ、ボールはタイトルリスト、そしてゴルフ靴はナイキと別々に契約をした。一言で「多国籍軍」なわけだ。

それでもけっして焦らない。「そうですね。もっと頑張ってもっと良い成績を出すのがもっと重要ではないでしょうか。去年、日本コカコーラ東海クラシックで優勝したら、世界ランキングが150位圏にぴょんと飛び上がるじゃないですか。あの時‘うん、俺もできるんだな’こんな気持ちを持つようになりました。ぴんときたんですよ」。

その後は自信感も生じて、練習もより熱心に行うようになった。

「来年も今年のように、日本と国内大会を行き来して頑張る」と覚悟を堅めたリュ・ヒョヌは、「来年、ディフェンシングチャンピオンとして乗り出すGSカルテックス毎経オープンがすごく待たれる」と語る。特有の人の良い笑いを顔いっぱいに浮かべて。
  • 毎日経済_オ・テシク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-12-25 17:19:57