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[アンケート] 子どもがかわいそうでも私教育にそっぽ向けない母親


小学校に入っただけで子どもの日常も忙しくなる。学校の授業が終わっても忙しく塾に行かなければならない。英語の早期教育はもちろん、丈夫なるためにテコンドー道場にも通う。年を重ねれば楽器の1つくらいは扱わなければならないだろうから、ピアノやバイオリンのレッスン塾もしきりに覗く。

私教育費のために、親は経済的に困り子どもたちの遊ぶ回る時間がないという意見があふれ出ているため、私教育のない世界は韓国で描かれにくい。まず、母親が子どもを私教育にせき立てる。

マクロミルエムブレイントレンドモニターのアンケート調査でも、このような実態がそのまま現れる。ソウルと京畿道一帯の小学生の子どもを持つ既婚女性1020人を対象にしたアンケート調査で、回答者の10人のうち6人(61.5%)が私教育が必要だと答えた。私教育が必要ないと答えた保護者は、6.8%に過ぎなかった。

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母親が必要だと考えるため、子どもが望もうが望まなかろうが子どもは、学校に行って先行学習をし、鍵盤を叩く。ところでなぜ、母親は私教育を当然視するのだろうか。私教育を受けなければ、公教育に追いて行くのも難しく、他の子どもたちに比べて遅れを取るまいと考えるためだ。私たちの子どもだけが私教育を受けなければ、学校で落ちこぼれになるだろうという恐れもある。

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もちろん、子どもが気の毒ではある。回答者の79%が疲れてへたばって家に帰ってくる子どもをかわいそうに思っていると回答しており、韓国の高い教育熱を避けて、外国で子どもを育てたいという回答も65%に達する。他の親が子どもを教えなければ、私の子どもも私教育をさせないという意見も40.9%にもなる。

しかし、絶対多数の84.1%は、「私たちの子どもが受ける私教育は、学究熱が高い金持ちの町の水準には及ばない」という不安感を表出しているため、私教育が減る可能性は希薄なようだ。

韓国の小学生が受ける私教育は、放課後授業(66.4%。複数回答)と学習誌(宅配される学習用問題集 / 52.3%)が最も多く、オンライン学習(29.9%)、補習塾(24.6%)、大型フランチャイズ塾(22.3%)の順だった。

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私教育への依存度が高いため、小学生の1日平均自由時間は通常1~2時間(23.8%)や2~3時間(31.1%)で、多くても3~4時間(21.4%)にとどまった。現在、支出している私教育費は平均43.9万ウォンで、所得が多いほど私教育費が高くなる傾向が顕著だった。
  • O2CNI_Lim, Chul / 資料=マクロミルエムブレイン
  • 入力 2016-09-18 08:00:00




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