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不況で…詐欺・横領などの経済事犯が5年間で75%急増


経済不況が長期化し、刑務所に収監された経済事犯が急増したことが分かった。

法務部の資料によると、2010年3月から2015年末までの詐欺および横領罪などの経済事犯受刑者は3897人から6834人へと75%以上(2937人)大幅に増加したことが分かった。

これは、長期的に経済不況が続く中、経済難にあえぐ人々が犯罪までに手を出すケースが増えているためと解釈される。同期間の全体受刑者数は3万1981人から3万5098人へと、約9%の増加にとどまった点を考慮すれば、他の犯罪事犯と比較して経済犯罪容疑で服役中の受刑者数が目に見えて増加したということだ。

暴行と傷害の疑いで服役中の受刑者は、2010年の848人から1036人と増加幅が大きくなかった。単純過失犯数も1175人から1423人に増え、同様に増加幅は微々たるものだった。

一方、窃盗受刑者は5898人から4420人に減り、強盗受刑者は3882人から2821人へとそれぞれ25%以上減少したことが分かった。殺人受刑者も3785人から3728人に小幅減少した。 これにより、全体の受刑者で経済事犯が占めた割合は12%から19%へと増加した。
  • 毎日経済 ソ・テウク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-09-22 15:23:57




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