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保健医療労組もストに加勢…ソウル大学病院に続いて病院16ヵ所が合流


  • 保健医療労組もストに加勢…ソウル大学病院に続いて病院16ヵ所が合流
△写真=ソウル大学病院労組ストライキ2日目の28日、ソウル鍾路(チョンノ)区ソウル大病院採血室に営業時​​間の変更を知らせる通知が貼り出されている。この日、全国5カ所の報勲病院と勤労福祉公団傘下の11カ所の病院がストライキに突入し、ストライキ参加の医療機関は全部で17カ所になった。 [ハン・ジュヒョン記者]

ソウル大病院労組に続き、全国保健医療産業労働組合に属している一部の病院が、成果年俸制の阻止などを掲げてストライキに合流した。

保健医療労組は28日、労使交渉の最終日である27日までに合意に導けなかった全国5カ所の報勲病院と勤労福祉公団の11カ所の病院がこの日、ストライキに突入すると明らかにした。これにより、ストライキに入った病院は、全部で17カ所になった。これらは成果年俸制の導入や医療民営化の阻止を核心要件事項として掲げている。

これらの17カ所の病院は、ひとまず病院運営の必須維持人材を除く、看護師、医療技師、運営技能職などの一部の人材だけがストライキに参加し、現場の混乱は大きくなかった。報勲病院と勤労福祉公団病院は、それぞれ国家有功者と遺族、労働者の診療を主に担当する医療機関だ。

ストライキ2日目を迎えたソウル大学病院も、まだ患者たちは不快感を感じられていない。普段5~10分かかる血液・映像検査の待機時間が20分程度長くなったこと以外は、診療と入院、手術日程に大きな不便さはない。ただし、ストライキ参加者が病院のロビーに集まり、心理的に患者たちに「不安感」を与えている。

ソウル大病院の関係者は、「医師はストライキ対象ではなく、看護師もストライキ参加者が珍しいため、診療に支障をきたしていない」とし、「特に、ソウル大病院は必須公益事業場であるため、ストライキをしても応急室と集中治療室は100%、手術室と検査室などは平時の勤務人材の70%が残るようになっている」と伝えた。ただし、ストライキが長期化する場合、医療支障が可視化する可能性は排除できない。

これに先立ち、漢陽(ハニャン)大学医療院、慶熙(キョンヒ)大学医療院、全南(チョンナム)大学病院などの私立大学病院全体と慶北(キョンボク)大学病院などの一部の国立大学病院の労使は、終盤の交渉が暫定妥結された。全北(チョンボク)大学病院、原子力医学院などの一部の事業所は、交渉期間を延長することにした。
  • 毎日経済 イ・ビョンムン医療専門記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-09-28 17:32:56




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