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慶熙大体育学部の学生会長、学生100人の前で公然と暴行


今月22日、大学生オンライン掲示板「テナムスプ(竹の森)」と多数の目撃者によると、慶熙大学校体育大学(体育学部に相当)のある学科の授業で、この学科の学生会長が同じ学番(入学年)の学生を、公然と髪をつかみ足で胸を蹴るなどの暴行を加えたことが確認された。

「テナムスプ」は学部別にSNSページを通じて匿名文を掲載できる場所で、学校内部のニュースを匿名で伝える空間だ。該当の授業は在学生全体が4年間必須で参加しなければならない授業で、今年入学した新入生から4学年の学生まで、在学生のほとんどが参加したと伝えられた。

事件当時も在学生100人あまりが現場で暴力行為を目撃したものと伝えられた。この学科の学生会長チェ氏は、「在学生全体が出席する授業で、出席だけ確認して授業の途中に逃げた」という理由で被害学生に暴行を加えたものと分かった。この過程でチェ氏は被害者に「俺をばかにするのか」と規律を正して、その場にいた周辺の学生にも「頭を下げろ」と言うなど、強圧的な雰囲気を作ったと伝えられた。

慶熙大学校体育大学は、SNS情報提供文が掲載されるや真相調査に着手した。被害者側は学校懲戒委員会の調査有無と関係なく、加害者を警察に告訴した状態であることも伝えられた。現在、被害者側は公開の場で人格侮辱と暴力を受けた精神的ショックにより、正常な学校生活が困難な状態であることが分かった。

実際に学校側の説明を聞く中でも、学校側の安易な認識が明らかになった。体育学部の関係者は「酷いという程度ではなかったと聞いている」と説明した。続けてこの関係者は、「一方的な暴力行為は明らかな間違いであるだけに、加害学生と被害学生を呼んで陳述を聞き、学則に定められた手続きにより懲戒委員会に付託する予定」だと語った。



  • 毎日経済_ユ・ジュノ記者/イム・ヒョンジュン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-09-30 09:39:13




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