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病院13カ所が治療拒否…交通事故で重傷の2歳児が手術中に死亡


交通事故で重傷を負った2歳の男児が、総合病院13カ所に治療を要請したが拒否され、ようやく治療してくれる病院を見つけたが手術中に死亡した。

先月30日午後5時頃、全州(チョンジュ)市半月(パンウォル)洞のある踏切で道を渡っていたキム君(2 / 仮名)とキム君の祖母は、バックしてきたトレーラーにひかれて総合病院に移送された。病院に到着した当時、緊急手術室2カ所はすべて手術中で、キム君は手術を受けられなかった。該当の病院の医療陣が各地域の大学病院と国立中央医療院などの13カ所に助けを要請したが、各病院は治療を拒否した。

キム君の治療要請を受けた病院の中には、重症外傷患者を治療するために全国に圏域別に設置された圏域外傷センター6カ所も含まれていることが分かった。これらの病院の多くは、子どもの重症外傷治療をできる医師がいないと言い訳をしたと伝えられた。

国立中央救急医療センターの助けで、亜洲(アジュ)大学病院で治療を受けることになったキム君は、ヘリコプターで移送されたが、手術中に3回の心停止を起こし、翌日の午前4時40分頃に息を引き取った。重傷を負ったキム君の祖母も亡くなったことが分かった。
  • 毎日経済 全州=パク・ジンジュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-10-06 23:39:56




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