トップ > コリアナウ > 社会 > 韓国は綿密、日本は節約、インドは家族

韓国は綿密、日本は節約、インドは家族

エクスペディア、アジア8カ国対象「ホテル利用性向」を発表 

  • 韓国は綿密、日本は節約、インドは家族
「韓国人は綿密。日本人は節約。インド人は家族重視」

興味深い。旅行族たちのホテル利用パターンにも国別の特徴がある。オンライン旅行会社エクスペディア(www.expedia.co.kr)がアジア8カ国7353人を対象にホテルの利用性向を調査した結果、最も節約性を持つ利用者は、日本人だということが分かった。

▶ 家族重視のホテルが重要な国:インド

さて、常識的な質問を1つ。ホテル選ぶ時にまず考慮することは? ほとんどの旅行族なら無料Wi-Fiと答えるだろう。もしインドの旅行族なら? 驚くべきだ。180度違う。インド人が最も重要視することは、家族中心の雰囲気だ。

インドは3代が一緒に集まって住む場合が多く、このような答えが自然な結果として分析されるというのがエクスペディア側の診断だ。日本も違う。最も重要視するのが費用だということが分かった。ホテルの位置が良くなくても、コストが低いことを選好するという日本の国民性、倹約さがそのまま現われた結果だ。

条件を最も綿密に計算する国は、やはり韓国人だ。無料Wi-Fi、駐車スペース、ホテルの位置、朝食の有無を最も重要視しており、このほかにも、費用、インテリア、場所などを含めて、計22項目のうち19項目について重要だと答えた。

▶ Wi-Fiが無料でないなら?

ホテルを使用するアジア人にとって無料Wi-Fiは必須項目として分析された。アジア8カ国の全体回答者のうち95%がホテルのWi-Fiは無料であるべきだと答えた。最も高い割合で回答した国は、シンガポール(98%)とマレーシア(98%)で、韓国(97%)も無料Wi-Fiを重要視した。

ホテルのWi-Fiが無料でない場合、1日にいくらまで支給できるかという質問には、韓国人のうち60%が金を支払う意向がないと答えた。34%は1万ウォン未満、4%は1万ウォン以上2万ウィン未満まで支給する意向があると明らかにした。日本(65%)と香港(63%)は、Wi-Fiの費用を支払う意思がない人が最も多いことが分かった。

ホテルが備えるべき必須の要素として、日本は無料の入浴アメニティ(84%)、台湾は朝食(95%)、インドはルームサービス(97%)を選択し、他の東南アジア諸国とは少し異なる様相を見せた。

▶ 見苦しい行為1位「子どもを放っておく親」

ホテルで最も見苦しい人々は誰かという質問に対する回答も興味深い。韓国人が1位に選んだのは、走り回る子どもを放っておく親(73%、以下、重複応答を許可)と廊下で騒ぎ立てる人(73%)の2つだった。隣の部屋まで聞こえるようにうるさく騒ぐ人(71%)は3位に上がった。

年齢別で差があった。20代は走り回る子そもを放っておく親(79%)を、30代・40代は廊下で騒ぎ立てる人(69%・75%)を見苦しいと最も多く選択し、世代別に差があることが分かった。

ホテルに滞在しながらしたことのある経験を問う質問には、アジア人の大半が似たような回答を挙げた。1枚のタオルを2回以上使用した経験が最も多く、韓国(54%)、タイ(49%)、シンガポール(45%)、マレーシア(44%)、台湾(42%)、インド(34%)の順だった。

日本の場合はホテルの入浴アメニティを家に持って帰ったことがある(34%)という回答が最も多い割合を占めた。

一方、韓国人回答者の中には、プールの椅子に席を取るためにタオルを乗せておいたことがある(10%)、ホテルで会った人に好感を感じたことがある(9%)、誤って別の部屋に入ったことがある(4%)、客室ドアがロックされてガウンを着たまま外に立っていた経験(4%)などの回答を選択した人もいた。
  • 毎日経済 チョ・ヒヨン記者 / 写真=photopark.com | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-10-28 09:01:08




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア