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[アンケート] 大変な時に信じる人はいないというが…


  • [アンケート] 大変な時に信じる人はいないというが…
人間は社会的動物だ。他人なしに生きて行くことはできない。それほど「関係」ということが重要だ。私と関係が密接なほど私の人生に与える影響も非常に大きい。家族、友人、恋人の存在は、時々私を疲れさせるが、彼らがいない私の人生は想像すら難しい。

誰かとどのような関係を結ぶのかほど私たちの生活の中で重要なことはないといっても過言ではない。最近になってこのような「関係」の価値が少しずつ消えているようで残念だ。熾烈な社会の雰囲気のために友人すら競争相手にし、個人化現象がひどくなり、心を打ち解けて話せる人が減っている。社会全般的に信頼が崩れ、誰かを信じるということ自体が難しいことになっている。

エムブレインのトレンドモニター(trendmonitor.co.kr)が全国満19~59歳の成人男女2000人を対象にアンケート調査した結果、10人のうち6人(60.8%)は大変な時に信じて頼れる人として「1~4人」だけを挙げた。それほど大変で、難しい時に寄りかかれる人が周囲にあまりいないということを示す結果だ。信じて頼れる人がまったくいないという回答者も3.6%だった。

大変な状況で信じて頼れる人としては、同性の友人(58%、複数回答)と母親(47.3%)を最も多く挙げた。

普段人間関係の中で最もストレスをたくさん受けるという人は、職場の同僚(43.4%、複数回答)であることが分かった。職場の同僚の次には、配偶者(15.9%)と兄弟・姉妹(9.4%)、母親(8.9%)、父親(8.6%)、学校の同期や先輩・後輩(8.5%)、子ども(8.2%)の順でストレス誘発度が高かった。ほとんどは友人を通してどんな人に対する判断が可能だと考えていることが分かった。10人のうち7人(69.9%)が友人を見れば、その人がどんな人なのか知ることができると回答した。

「いくら人間関係が重要だといっても公私は明らかに守らなければならないのではないだろうか」
  • 毎経エコノミー カン・スンテ記者
  • 入力 2016-11-05 07:58:33




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