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金海新空港の開発で釜山・金海市場に熱風到来するか


  • 金海新空港の開発で釜山・金海市場に熱風到来するか
金海新空港が予備妥当性評価を通過して事業推進に突入することにより、釜山と金海市の不動産市場も期待感が高まっている。

27日釜山市によると、20日に国土交通部は金海新空港の予備妥当性評価の結果、「事業性がある」という最終結果とともに、「金海新空港建設事業の妥当性評価と基本計画の用役」樹立のための入札公告を実施すると発表した。これは昨年6月に政府が嶺南圏での新空港建設を白紙に戻し、金海空港の拡張案を発表した後の10か月ぶりの後続措置として、本格的な金海新空港開発の進行を知らせる信号弾になる見通しだ。

金海新空港は総事業費だけで5兆9600億ウォン規模で、年間3800万人の航空需要を処理するための滑走路(3200メートル)と国際旅客ターミナル・新空港アクセス交通施設(道路・鉄道)などが建設される予定だ。

今回の公告を通じて進められる用役業者の入札および技術提案書の評価などが完了すると来る6月に用役を開始し、約12か月の作業期間を経て基本計画を告示して、基本設計などの本格的な事業推進が行われる。開港は2026年と計画された。

事業本格化によって空港のある釜山と、隣接地域である金海市の不動産市場の動きが表れている。空港開発によって一帯の土地価格が上がるという期待感はもちろん、常住人口の増加によるマンションの価格上昇も予想される。

済州新空港開発の発表時には、一帯の価格が大幅に上昇した。

2015年11月の済州新空港の発表後、済州島のマンション価格は1年ぶりに9.32%上がり、同じ期間の全国平均のアパート価格上昇率が1.30%、ソウルが3.76%に過ぎないのとは対照的な姿を見せた。

分譲業界の関係者は「今後、釜山と金海市一帯の分譲市場はもちろん、既存のアパートも再び注目されるだろう」とし、「釜山の場合、金海空港が位置する江西区近隣が最も大きな影響を受けると予想され、金海市では南海第2支線高速を通じて空港通勤が便利な官洞洞・長有洞一帯が注目に値する」と分析した。

去る25日、現代エンジニアリングは慶尚南道の金海市官洞洞一帯に建設する「ヒルステート金海」の1順位の申し込みを受け付けた結果、平均5.22対1ですべての住宅型で1順位の申し込みが締め切られた。来月にはシティ建設が慶尚南道金海栗下の2地区で「金海栗下シティプラディアム」を、金剛住宅は釜山江西区で「鳴旨国際新都市金剛ペンテリウムセントラルパーク3次」を建設する。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 イ・ミヨン記者 / 写真=mbn | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-04-27 09:10:58




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