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娘を中学校に送らなかった父親が懲役刑…生活費の不足が理由


生活費の不足を理由に、知的障害のある娘を学校に送らずに虐待をした父親に懲役刑と執行猶予が宣告された。

ソウル東部地裁のキム・ジュオク判事は児童福祉法違反(児童遺棄・放任、児童虐待)の容疑で起訴されたイ某氏(51)に懲役6か月、執行猶予2年を宣告し、保護観察と80時間の児童虐待治療講義の受講を命じたと12日明らかにした。

妻と別れてから1人で娘を育ててきたイ某氏は、2012年に中学校1年生だった娘が学校に通うと交通費や体験学習費などの支出が増え、生活費が足りなくなるとの理由で学校に送らなかったという容疑で裁判にかけられた。

彼は腹が立つと娘に向かって果物ナイフ、鉄箸、鉛筆などを投げて傷を負わせたり、悪口を吐いて後に続けて言わせるなど、身体的・精神的虐待を犯した容疑も適用された。

キム判事は「罪責は軽くないが、虐待行為の程度が頻繁だったり深刻だったとは思えない」とし「父女関係の長期断絶をもたらす可能性のある実刑宣告は父女両方に望ましくない」と量刑理由を説明した。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-07-13 08:50:00




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