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「ヤンガリー菓子」を食べて12歳の子供の胃に穿孔


  • 「ヤンガリー菓子」を食べて12歳の子供の胃に穿孔
「ヤンガリー菓子」という名前で有名な窒素菓子を食べ、12歳の子供の胃に穴が生じるという事故が発生した。

最近人気を集めている窒素菓子について、安全性に対する疑惑が提起されている。A君(12)が天安にあるウォーターパークで「ヤンガリー菓子」を食べて胃に穴が空く事故が起こったためだ。当時A君はウォーターパーク内で販売している窒素菓子を食べ、最後の菓子を食べるためにカップを持って口に入れるとすぐに倒れた。

親はすぐに近くの大学病院に運び、A君は25センチも腹部を切開する大手術を受けることになった。

医療陣は「A君は胃に穿孔が生じていたため縫合手術をし、食道や胃壁のあちこちに傷がついていた」とし「傷がついている部分もいつ穿孔が生じるか分からない重篤な状況だ」と説明した。

事故原因について医療陣は「液化された窒素を人間が飲む場合、致命傷を負う可能性がある」とした。

実際にA君が食べたヤンガリー菓子は、菓子が入った透明なカップに窒素を注入して販売する。この過程で一部の窒素が液化され、カップの底に残っていたものと推定される。これをA君が飲んだことにより事故が発生した。

このようなリスクの可能性を持った菓子が全国的に販売されているにも関わらず、自治体の食品衛生担当部署や食品医薬品安全処でもどのような指導点検もされていないのが実情だ。

これだけでなく、販売過程でも食品の危険性が適切に説明されていない状況だ。子供たちのおやつとして人気を集めており、さらなる被害が懸念される。

天安東南区庁の食品衛生担当者は「ヤンガリー菓子を食べて舌に火傷を負ったという苦情が寄せられたことがある」とヤンガリー菓子による他の被害事例も明かした。

現在この販売店は営業を停止した状態で、区庁は該当企業を警察に捜査依頼した状態だ。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 キム・ジェイ インターン記者 / 写真=映像キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-08-04 09:00:00




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