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「先生の声も聞こえない」…新空港の建設に釜山の住民たちが「大騒ぎ」


  • 「先生の声も聞こえない」…新空港の建設に釜山の住民たちが「大騒ぎ」
最近、政府が2026年の完工を目標に、金海東南圏新空港の建設事業に着手した。

ところが、深刻な騒音問題に対する対策はまだ出ておらず、住民たちが新空港の白紙化を主張するほど反発が強まっている。

ここは、金海空港の滑走路から1.5キロメートル離れた釜山のある小学校だ。

運動場で遊んでいる子供たちの頭上に、飛行機が轟音を立てながら飛んでいく。

騒音は80デシベルだ、生活騒音規制基準である65デシベルをはるかに超えるため、教室の窓は常に閉ざされている。

培英(ペヨン)小学校4年生のジン・ホソン君は「うるさくて先生が声が聞こえず、遊ぶときも友達の声が聞こえない」と話した。

160世帯が集まっている近くの村も毎日戦場だ。

問題は、政府が推進する新空港が建設されると、10分に1回ずつ飛んでいた飛行機が1分間に1回の割合になり、騒音被害地域も6倍以上に増加するということだ。

金海市の中心部に向かって滑走路をもう1つ作るというのだが、このようになるとこの一帯8キロメートルの住民20万人は騒音被害にさらされる。

住民たちは、設計段階から滑走路の方向を移してほしいと強く反発している。

国土部は2020年までに設計作業を終える計画だが、その前に騒音被害対策という山を先に越える必要がある。
  • MBNニュース カン・ジヌ / 写真=MBN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-09-27 20:55:00




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