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ハンセム新入社員への性的暴行と盗撮、8カ月が過ぎてから始まった真実巡る攻防


総合家具メーカーのハンセムの新入女性社員が同僚から性的暴行をされて、隠しカメラ(盗撮)で撮影をされたと主張し、波紋が広がっている。特に性的暴行と関連して女性社員と男性社員の間で陳述が食い違っており、今後「真実攻防」が激しくなると思われる。ハンセム側は不祥事である性的暴行騒動について謝罪し、再発防止を約束した。

5日、ハンセムによると同社の新入女性社員Aさんは先月末ポータルサイトの掲示板に投稿した文で「今年1月、教育担当職員が会食の後、私をモーテルに呼び出して性的暴行をした」と主張した。

Aさんの弁護を引き受けた法務法人テユルのキム・サンギュン弁護士は「被害者の要請でハンセム内の性犯罪事件に対する捜査機関の捜査と処分が適法だったのか、会社の対応が適切だったのかについて検討した後、被害者側に適切な法的アドバイスなどを提供する予定だ」と明らかにした。

しかし性的暴行の当事者として名指しされた男性社員Bさんは悔しいという立場だ。 Bさんは直接ポータルサイトの掲示板に文を投稿して「お互いに毎時間ごとに多くのメッセージをやりとりして好感を表現した」とし、Aさんとの性的な関係は性的暴行ではなく、一般的な関係だったと主張した。先立って警察は3月に教育担当者に性的暴行容疑がないと判断して検察に不起訴意見で事件を送致し、検察も不起訴処分したことが分かった。しかし、Aさんが最近、弁護士を選任して「2次法廷攻防」が繰り広げられたと見られる。

これとは別にAさんは社内の男性社員であるCさんから盗撮されたと主張した。

ハンセム側はCさんをすぐに解雇し、Cさんは現在拘束された状態だ。また、Bさんとの性的暴行問題をうやむやにするため女性職員Aさんに虚偽の陳述を強要して性的に不適切な行動をとった人事チーム長Dさんもハンセム側から解雇された。性的暴行騒動に続き盗撮、懐柔などの事件が相次いで、ハンセム側が正式に謝罪した。ハンセムのチェ・ヤンハ会長は全社員に送った電子メールで「当事者間の事実関係を超えて、状況がこのようになるまで社員を積極的に気遣えなかった点について痛感している」とし「今後、私が直接、情報提供と建議を受け入れて確認し措置する」と明らかにした。
  • 毎日経済 アン・ビョンジュン記者 / ナ・ヒョンジュン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-11-05 18:50:35




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