トップ > コリアナウ > 社会 > 「加湿器殺菌剤事件」シン・ヒョンウ元オキシー代表に懲役6年が確定

「加湿器殺菌剤事件」シン・ヒョンウ元オキシー代表に懲役6年が確定


「加湿器殺菌剤事態」の主犯とされているシン・ヒョンウ元オキシー・レキット・ベンキーザー代表に懲役6年の実刑が確定した。

大法院(最高裁)1部(主審パク・サンオク大法官)は25日、業務上過失致死などの疑いで起訴されたシン元代表の上告審で懲役6年を宣告した原審判決を確定した。一緒に起訴されたジョン・リー元オキシー代表は下級審に続き大法院でも無罪を言い渡された。

シン元代表とジョン・リー元代表(現グーグルコリア社長)などオキシー関係者は2000年に「オキシーサクサクニュー加湿器当番」を製造・販売して製品に入った有害化学物質ポリヘキサメチレングアニジン(PHMG)の安全性を検証せず、死亡者73人など181人の犠牲者を出した疑い(業務上過失致死)などで起訴された。

市民団体と惨事被害者の集まりである「加湿器殺菌剤惨事全国ネットワーク」は判決直後に大法院前で記者会見を開き、「ジョン・リー元代表の無罪は検察がオキシーの外国人役員捜査を行わずに出てきた結果で、あまりにも不当だ」としながら「社会的惨事に対する特別法が保証する特別調査委員会と特別検査を介して新たに真相が究明されて処罰がその後に続くことを願う」と訴えた。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-01-25 14:57:35




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア