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「50億横領」容疑認める…三養食品会長夫妻「反省している」


  • 「50億横領」容疑認める…三養食品会長夫妻「反省している」


50億ウォンほどを横領した疑いで裁判に渡された三養(サミャン)食品のチョン・インジャン会長(55)とキム・ジョンス社長(54)が最初の裁判で容疑をすべて認めた。

ソウル北部地法刑事合意11部(裁判長イ・ソンホ)の審理で1日午前に開かれた初公判で、前会長側は「横領や背任の事実はすべて認めて、客観的な事実は争わない」とし、「申しわけなく思い、深く反省している」と述べた。それとともに「とは言え、進行経過に一部異なる部分があるので適切に判断されたい」と語った。

前会長夫妻は2008年から昨年9月まで、系列会社が三養食品に納品した包装箱と食材の一部を、自分たちが設立したペーパーカンパニーが納品したかのように粉飾して総50億ウォンを横領した疑い(特定経済犯罪加重処罰法横領など)で起訴された。

検察は前会長夫妻がペーパーカンパニーを設立し、三養食品に納品していないにもかかわらず代金を受けとり、このような手法で引き出した金は自宅の修理費や高級輸入車のリース費用など、個人用途で使用したものと把握した。

前会長夫妻はまた2014年10月から2016年7月まで、系列会社の子会社であるH外食店が営業不振で経営が悪化したことを知っていながら、会社の金29億5000万ウォンを貸すように措置して損害を与えた疑いも受けてている。

前会長側の弁護人は「背任と関連しての事実関係は争わず、結果として(社に)経済的負担をもたらした点は心から反省している」と容疑を認めながらも、「具体的な事実関係をみるならば背任の故意があると見るのは難しい」と主張した。

前会長夫妻は検察の捜査の過程で容疑を認め、横領した金を会社にすべて完済したという。次の裁判は来月3日午後2時30分に行われる予定だ。
  • 毎日経済デジタルニュース局_チョ・ハヨン研修記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-06-01 14:07:33




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