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「プラスチック規制」二ヶ月…変化したカフェの風景


  • 「プラスチック規制」二ヶ月…変化したカフェの風景
  • カフェ店内での使い捨てコップ規制が施行される直前の7月31日(左)と、施行後の9月28日(右)の比較。 写真=シン・ミヂン記者


政府が環境保護のためにプラスチックの使用を制限してから二ヶ月が過ぎ、日常の中の風景が変わっている。カフェ店内でのグラスの使用はおなじみの姿になり、紙ストローまで登場して環境保護に賛同する企業も増えている。

環境部は「資源節約とリサイクル促進に関する法律(リサイクル法)」に基づいて、8月1日からコーヒーショップのような食品接客業として登録された店の中で使い捨てカップの使用を摘発した時は、事業者に5~200万ウォンの過怠料を賦課している。

これによって「スターバックス」「ツーサムプレース」「エンジェル・イン・アス」などの大規模コーヒーフランチャイズは、店舗内の使い捨てコップに対する使用禁止の張り紙を行い、注文時の客にグラスの使用を勧めている。

顧客が店舗内での使い捨てコップの使用にこだわった摩擦は、紙コップに折衷点を見出した様子だ。 Aコーヒーフランチャイズのスタッフは、「はじめは使い捨てカップの使用をめぐって客とのもめごとを経験したが、今ではホットドリンクを入れる紙コップを使って大きな摩擦はない方」だとし、「天気が肌寒くなり、アイス飲料を求める客が減って、混乱もほとんどない」と語った。

使い捨てカップ規制で始まったプラスチックの使用を控える動きはストローにも広がった。プラスチックストローの退出は、環境保護のために世界的にも活発に行われている。スターバックスは今月10日から、ソウルと釜山、済州島の100店舗で紙製のストローの使用を試験運用している。

これまでスターバックスが国内で年間使用したプラスチックストロー(長さ21センチ)の数は1億8000万本に達する。これをつなぐと地球を一周できる量だ。スターバックスは試験運営を経て、11月から全国の店舗で紙ストローの使用を拡大する方針だ。

このほかエンジェル・イン・アスはストローがなくてもアイス飲料を飲むことができる「ドリンキングリード」を導入した。 GSリテールはコンビニGS25(直営店)とGSスーパーマーケット、ララブラ、パルナスインティコンチネンタルホテルなど500以上の店舗で提供したストローを、すべて紙ストローに変更して環境保護運動に参加した。

コーヒーフランチャイズ業界の関係者は、「各企業が自主的に環境保護に参加しただけに、消費者の認識の変化もともに行われてこそシナジーが出る」とし、「各企業ごとに提供する環境保護関連の割引きを積極的に活用することもヒント」だと述べた。
  • 毎日経済デジタルニュース局_シン・ミヂン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-09-29 21:56:50




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