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韓国の社会的信頼度調査、信頼度が高い人間関係は?家族だけで…

知らない人はひとまず無視しなければならない 

韓国社会に不信の溝が深くなっている。10人のうち6人が子供たちに、知らない人はひとまず疑わなければならないと教えていたり、教えられたいとし、政治家を信頼している人は100人のうち2人に過ぎない。

これは、市場調査業者であるマクロミルエムブレーン・トレンド モニター(trendmonitor.co.kr)が全国の成人男女2000人を対象に韓国の社会的信頼を調査した結果、現れた結果だ。

この調査で唯一信頼度が高い人間関係は家族で、回答者の83.6%が「家族を信頼する」と明らかにした。しかし、20代(77.2%)と未婚者(75.7%)など、若い層の場合、家族に対する信頼度C単位にとどまったと調査された。家族を除いた親戚(43.2%)、隣人(20.3%)に対する信頼は著しく低い水準で調査された。これもまた、年齢が低いほど信頼度が下落する兆候を見せた。地域社会に対する信頼度はわずか15.7%だ。

職場の同僚はもちろん、中・高等学校の先生、大学教授などの専門家、法曹人、公務員に対する信頼は消え、政界に対する信頼は惨憺たるものだ。現在通っている会社の場合、職場の同僚を信じるという回答は39.3%であり、職場の先輩や上司は31.3%、社長や会社の代表は28.7%に過ぎず、職級が上がるほど信頼度は低くなる現象を見せている。

中・高等学校の先生を信頼しているという意見は36.4%で「君師父一體」という教育者の地位が墜落した断面を示した。大学教授に対する信頼度はこれより低く23.5%にとどまった。

いわゆる専門家と呼ばれる人達に対する信頼もあまりなく、専門家集団一般に対して信頼するという意見は27%に過ぎず、判事と検査弁護士など法曹人の場合は19.6%にとどまった。それでも、医師を信頼するという人は相対的に多いほうだったが、10人中4人(39.8%)だけが信頼を与えるだけだ。

特に、政界の場合、大部分の政治家を信頼するという回答は1.9%で惨憺たるものであることを見せ、政府(6.9%)と公共機関(9.6%)の信頼水準を10%を超えなかった。一方、回答者の10人のうち2人(21.5%)だけが国内言論が伝えるニュースを信頼すると回答し、言論を見る大衆の視線が決してきれいでないことが分析された。
  • O2CNI_Lim, Chul
  • 入力 2014-08-15 15:00:00




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