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「仁川の塾講師」に懲役6ヶ月…7次感染を媒介

法院「大きな社会的費用が発生」 

職業と移動動線をだまして仁川地域に「コロナ19」の再拡散の原因となった仁川学院の講師に実刑が宣告された。

仁川地方裁判所刑事7単独キム・ヨンファン判事は8日、感染症予防法違反の疑いで拘束起訴された塾講師A氏(24)に対する公判を開き、懲役6ヶ月を宣告した。

裁判所は「被告人は3回にわたる疫学調査で、職業や動線について20回以上も虚偽を語ったり隠したりした」とし、「虚偽陳述は摘発された時点まで、被告人の接触者に対する自己隔離措置が適時に行われなかったし、多くの人にコロナ19を伝播した」と明らかにした。続いて「被告人の犯行によって社会・経済的に大きな損失が発生し、地域社会の構成員が感じた恐怖心も計り知れなかった」とし、「被告人は捜査機関の調査で犯行の一部を否認するなど、犯行後の情況が良くない点などを考慮した」と量刑理由を明らかにした。

A氏は5月に確定判定を受けた後、最初の疫学調査時には職業を偽り、一部の移動動線を故意に明らかにしなかった疑いで拘束起訴された。同氏は塾講師の身分を隠して「無職」と嘘をつき、確定判定を受ける前には仁川市ミチュホル区のある学習塾で講義を行った事実も防疫当局に言わなかった。 A氏は、5月2?3日、ソウル梨泰院と屋台(バー)などを訪問したが感染した。

A氏は警察で「当時、コロナ19の陽性反応が出て衝撃を受けて嘘をつき、驚き慌てて記憶もよく思い出せない」とし、「感染した人々に申しわけない」と述べた。

A氏と関連する感染者は仁川のみで小・中・高校生など40人を超え、全国的には80人以上が感染した。 A氏から始まった伝播で「7次感染」事例まで出てきた。

先だって検察はA氏に関連法上の法定最高刑である懲役2年を求刑した。
  • 毎日経済_チ・ホング記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-10-08 15:21:06




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